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1本勝負!

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    光害溢れる名古屋近郊自宅から、いつも変わらぬオリオン大星雲。 KOWA PROMINAR 500mm F5.6 FL + 天体改造済 X-Pro1、光害カットフィルタLPS-D1使用。 SWAT-350 にて赤経1軸オートガイド。 ここまでは、いつもと一緒。 違うのは… コンポジット無し、1枚撮り。 ISO200 にて、露出32分!

    コメント7件

    HUQ

    HUQ

    赤緯体を持たない SWAT-350、オートガイドで赤緯修正を行うことはできないので、北端脚下に置いた三脚アジャスターを操作して赤緯方向のズレを手動ガイド。 当然修正操作によって赤経方向にもズレますが、そちらは赤経軸のオートガイドで自動修正。 つまり、K-ASTECさんとこで試行錯誤している赤緯修正法を手動でやってみました。 http://k-astec.cocolog-nifty.com/main/cat23426078/index.html 写野下に行くほど、微妙に赤経方向にズレが見られます。 赤緯方向のズレはほぼ完璧に修正されてます。 赤経軸オートガイドに使ったガイド星は、写野中心。 「ガイド星を中心に回転しちゃう」極軸ズレ時特有のズレ方ではなく、ガイド星自体が赤経方向にズレてしまっています。 しかし、PHD2 のガイドログを見ると、赤経方向も±2秒角以内で完璧にガイド出来ている模様。 つまり、撮影中にガイダーと主鏡が微妙にズレている模様。 後日ガイダーの固定法を変え、よりダイレクトな固定にしたものの、かえって赤経のズレが悪化してしまいました。 現在、ガイダーから生えるケーブルに引っ張り力が掛かっているのではないか?と考え中。 うまくいけば、手は掛かるものの、赤経1軸タイプのポタ赤でも長焦点・長時間露出が安定して実現できるようになるかも?!

    2014年11月10日15時14分

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    takuro.n

    ほんとなんかどんどんすごいことに(^_^;) 写野回転について仔細に見ていくと確かに中心回転という感じでもないので何かなと思いましたが、星についた微かな青を見ると真ん中ではきれいにドーナツに、四隅方向では星の内側に出る傾向があるようですのでこれは倍率の色収差が微かにあるんだと思います。 このレンズでそういうことは聞いたことありませんので、もしかすると微かにピントがずれててコマも出てしまってるのもこの星像の具合に関係してるかもしれませんね。 輝星上側にぴょこんと飛びが見られるのはやはり三脚アジャスターではネジ精度も赤道儀のギアのようにはいかず、ちょっと粗いせいもあるのかなと見受けました。 しかし、こういうやり方で500ミリを30分この精度で追尾出来ればもう十二分ではないでしょうか。 都市部から光害カットフィルター使ってといっても普通はここまでの露出時間かけることはあまり考えられず、これはもしかするとHαフィルター使い狙ってるのかなと(^○^)

    2014年11月10日18時27分

    HUQ

    HUQ

    ホントだーピント、微妙にズレてますね。気付きませんでした。(^O^;; バーティノフできっちり合わせた筈だったんだけどなぁ… でも、この感じならスケアリングには問題なさそうですね。 マウントアダプタ介してるので、スケアリング調整が必要なんじゃないか(できませんが…)と気になっていたのです。 実はこの後、2枚同じく32分露出を試しています。 結果、後になればなるほど、赤経のズレが大きくなっていきました。 2枚目:http://simhuq.sytes.net/astro/autoguide/f=500mm32min-02..jpg 3枚目:http://simhuq.sytes.net/astro/autoguide/f=500mm32min-03..jpg 3枚目撮影中の PHD2 log:http://simhuq.sytes.net/astro/autoguide/f=500mm32min-03._PHDlog.png (赤:赤経の変位、青:赤緯の変位) PHD2 は「ちゃんと仕事してる!」と主張していますが、実際はズレている、となると、ガイド鏡の固定に問題があることは間違いないと思います。 翌日、赤緯修正無しの赤経1軸オートガイドで,154分ぶんの比較明合成を作ってみたところ、 http://simhuq.sytes.net/astro/autoguide/03-100+120+88pics-FL_DxO.jpg こんな感じに。 時間の経過と共に、画面上から下へ流れています。 よく見ると、開始直後に一度上に飛び出しています。 このとき、画面上側では赤経が右に、画面下側では赤経が左に動いています。 この部分は、極軸設定誤差による写野回転と思われます。 しかしその後、全画面で大きく赤経が左へ動いていきます。ここは極軸設定誤差とはメカニズムが違うと思います。そしてこれが、32分露出で微妙に赤経が流れてしまった原因だと推測しています。 アップロードした写真で輝星に角が生えてるのは、仰る通り、ガイドミスです。(^^; これ、極軸設定がキッチリできていればいるほど、眠くなってしまうのですよ… ハッと気付くと、許容範囲超えてるぅ~、みたいな。(^O^;;; 三脚アジャスタは以下の位置に置いていて、 http://simhuq.sytes.net/astro/autoguide/2014-11-04_01-59-28_D43790.jpg これだと極軸直下から三脚アジャスタまで、60cmほどあります。 これは径の大きなタンジェントスクリューとして働くため、赤緯修正の僅か数秒角の動きも、人手で容易に実現できるのです ― 眠りさえしなければ。(^O^;;; 500mmで32分、十二分な露出時間だと思います。 まさにそれこそが、このプロジェクト(笑)でこの時間を露出時間として設定した理由です。 これだけ露出できれば、大概のものは撮影できます。 次は、これを電動でやるのです。 目指すは、赤経体のみのオートガイド端子付ポタ赤全般で使える、疑似2軸オートガイドシステムです。 実現したら、このタイプのポタ赤の活躍の場が、大きく広がると思いません? 今は、これを電動化するために、PHD2の赤緯修正出力に対してどういう動きをさせれば、過不足無く赤緯を修正できるのか(或いはこの方法を電動化した場合の制限事項は何なのか)を明らかにするための、データ収集中なのです。

    2014年11月10日23時26分

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    takuro.n

    すっご(;゜゜) こりゃ機材いじりそのものが好きで知識もないと出来ないですね(^_^;) まずバーティノフマスクはその素材やスリットの数、そして正確に中心に位置してるかどうかでピントは微妙に甘さがあるようです。 私長焦点用には最初国際光器さん扱いのプラ板製でスリットも少し幅広めのもので合わせてたんですが、どうも合わせにくいので趣味人さん扱いのアルミ製のものに換えてから劇的に分かりやすくなりました。 スケアリングは確かに色々付けて再現性無かったりするとどうしようもありませんね(^_^;) 私も一つの鏡筒必ずレデューサ焦点と二通りで使うしカメラ回転装置もあるしでどれももう半分諦めてます(^_^;) そして比較明画像拝見すると確かにこれは何らかの力が加わった感はあちこちありますね~ しかしその前に使われてる極軸合わせ用の微動ユニットですが、これってパン、チルトそれぞれにクランプは無いんでしょうか。 ある意味それぞれおそらくアルミ板を両側からネジで挟み込んでるだけ? 実は私スカイメモ純正三脚ではそれで痛い目に合ってるんです。 ポタ赤の場合、特にこういう箱形の場合はバランスが完全には取れないですから、長時間ガイドしてるうちに加重変化で微妙に滑ってしまうようで、例えば1時間とか2時間とか一連写終わってから極軸望遠鏡覗いてみるとずれてるんですよね。 それもあって今ではK-ASTECさんのクランプ付きのものに換えていきなりビタッと止まって動かなくなったのには驚きました。 しかしクランプ時のズレはあってそれ見越して少しずつ調整しながら締めていきますので、北極星が見えずにドリフト法でやってるとこれは使えないと思われ、もしそこにも原因があるとするとやっかいですね。 それとガイド鏡はK-ASTECさんのQHY5L仕様のようですが、これってたしか鏡筒バンドというかサポートバンドというかは2本ありませんでしたっけ。 システム画像拝見するとどうも1本しかないようですが、これでガイドカメラからコードぶら下げたらズレの要因になりそうで、ここはやはり強化必須でしょうか。 輝星の飛びはやはりそうですよね(^_^;) 昔はそれでも数十秒に1回くらいはアイピース覗き込んで慎重にフレキシブルハンドル回さなければならなかったので眠いというより集中力切らさないことが肝心でしたが、1軸オートガイドだと極軸さえ正確であればやること無いに等しいですもんね(^◇^;) そりゃやはり自動化するべきかと(^○^) まあそこまでやるならそんなスキルのない私は最初から2軸ガイド出来るシステム買いますが、しかし考えてみれば現在ほとんどの赤道儀では上手く加重を掛けることが難しい赤偉側のガイドは常にバックラッシュとの戦いで私含め皆さん苦労されてます。 そのためにベルトドライブ式赤道儀とかまで出てくるわけですが、この三脚アジャスタ式なら常に荷重がかかってバックラッシュレスなわけで、もしかすると面白い考え方なのかもしれませんね~(‥;)

    2014年11月11日00時26分

    HUQ

    HUQ

    バーティノフマスク、プラのを使ってますが、このF値にしては少し、幅広いですよね。 実は専用のを既に OPH 用紙に印刷までしてあるのですが、φ95mm の保護フィルタはそれだけで1万円以上するもので、購入を躊躇しています。(^^;; φ77mmのを作って、ステップダウンリング使って取り付ける、のほうが良いかもなぁ。 微動ユニット、押し押しネジ式でそんなことがありましたか。 うーん、一度レベラーに SWAT 直接固定して、極軸ズレてるの前提での動きを見たが良いかも。 でも QHY-5L は鏡筒プレートに固定してるから、ポタ赤より下の撓みは吸収してくれそうなもんなんだけどなぁ… それよりやはり、お気づきの通りQHY-5Lのサポートバンド、ですよね。(^^; 実はコレ、50mmレンズ用セットを購入していたもので、バンド1本しかないのです。 現在前側のバンドを発注中。。。なんですが、K-ASTECさんから返信が来ない~(^^; バクラッシュの無い赤緯修正、手動でやってても気持ちいいですよ~! ただ、極軸が大きくズレ過ぎていて1度の赤緯修正量を大きくしなければいけない場合、赤緯修正に伴う赤経のズレが許容レベルを超えてしまい、赤経軸オートガイドが補正しきれなくなって、赤経方向に伸びた像となってしまいます。 この方法は、ある程度しっかり極軸を合わせておくことが前提です。

    2014年11月12日23時42分

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    takuro.n

    バーティノフマスクはエッジのシャープさが重要ですから、フィルム印刷ではコントラストが落ちる点でもでも不利ですし、お値段的にも http://www.syumitto.jp/SHOP/nc0063.html こういうもの買ってしまった方がはるかに安いし使い回しも利いて良いんではないでしょうか(^◇^;) そして極軸のズレが起こると確かに写野中心はガイダーが吸収してくれても写野周辺では厳密には回転は起こってしまいますので、500ミリ30分ともなれば、そしてこのシステムのバランスの悪さを考えればやはり一度チェックしておくのが安心かと(^^ゞ

    2014年11月11日12時02分

    HUQ

    HUQ

    回折光の量はスリットのエッジのシャープさよりも,スリットの細さに依存する(障害物に対して波長が大きいほど回折角(障害物の背後に回り込む角度)は大きい)ため、OHPシートに目の細かいスリットを印刷したものは、実際にも結構効果的です。 φ77mm で f=70mm F2.8 のパラメータで作ったマスクがありますが、非常に目が細かいです。 これを使うと、50mm f1.4 のレンズでも目視で3本の回折光を見て、ピント合わせをすることができます。 ただし、スリットを細くすると当然入射光量も少なくなるため、目視するには明るい星を使う必要があります。 写真に撮ってしまえば3等星、4等星でもピント確認できますが… 広角用も作ってみましたが、流石に目が細かすぎ、印刷では完全に潰れてしまいました。(^O^;; ピントズレの原因として、天体改造済ミラーレスカメラを使っていたこともあるかもしれません。 つまり、赤外波長が多い像で合わせたため、赤外寄りのピント位置になってしまったのかも。 それにしても、こちらはまた夜の天気が悪くなってしまいました。 晴れるの満月期だけ~。・゚・(ノД`)・゚・。

    2014年11月12日08時26分

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