梅雨空の　雲の晴れ間に　咲く花は 　　　　よひら（四片）花群れ　結びこぞりて 一つではさほど目立たないだろうアジサイの花も、寄って集って手まり咲きと言われる見事な花になります。 むかし田植えなどで、となり近所が手を貸し合う『結（ゆい）』という習慣がありました。『結』を行うことによって人々の心も結われたことでしょう。あじさいの花から、そんなうるわしい習慣『結』を連想しました。 なお、あじさいは、その花弁から、よひら（四片／四葩）とも呼ばれます。

コメント2件

ninjin

紫陽花も人の世も隣と手をつなぎ合うことで大きくなれるのですね。

2014年06月20日07時52分

yoshi.s

ninjinさん おっしゃる通りと思います。でもこの頃は機械や電子機器に頼り、人同士が手を取り合わなくなったように思います。機械を使う写真や、さらにはこのPHOTOHITOのような仮想現実の社会でも、それを通して心を通じ合わせるには、やはり頂いたようなコメントが有用なのでしょうね。

2014年06月20日11時44分

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