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パンスターズ彗星と北極星

パンスターズ彗星と北極星

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    10日ほどもおとなしくしてた腰痛もなんとか治まり、土曜は久々の練習でちょっと張り切ってしまって珍しくトレーニングまでしたところに練習終わりになって以前助っ人を頼まれて見事に忘れてた試合が翌日曜なのが判明し、まあなんとかそれも乗り越えてヘロヘロのところに月曜夜はこの時期何年に一度しかないような晴れ間がやってくるとの予報(‥;) 行くしかない(>_<) 無理繰り行った空はほんとにこの時期記憶がないような快晴に風も微風で夜露も降りず、降って湧いたような贈り物を堪能・・・とまではいきませんでしたが、それなりに

    コメント7件

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    takuro.n

    何枚か撮ってきたのでその中からとりあえず今旬の物である彗星二つを(^^ゞ トラブルも幾つかありながら最初からこの二つは月の出る直前に撮ろうと予定してたんですが、ウィークデイとあってそれまで他にお一人来られてただけで静かにやってたのが夜半前になってまた1台車が来たなと思ったら賑やかな若者3人が(‥;) どうなることかと思ってたらなんと小さい望遠鏡を撮り出してライトもしっかり赤ライト(@_@) この趣味は機材にそれなりにお金もかかったりするため最近では若い人の新規参入は少ない気がしますが、これは仲良くなって是非長続きしてもらいたいものと話に行き、小さいポルタ屈折に幾つか天体を入れてみたり自分の機材を見せてあげたりなんだかんだ和気藹々とやってたらいつの間にか時間は1時_| ̄|○ 慌てて撮影に戻ってそれまで魚眼を付けてたスカイメモを135ミリに付け替え、月が1時50分くらいに昇ってくるので焦りまくって撮りましたが、やはりピントも微妙でハロも出してしまうわ、構図はもっと焦ってグダグダだわ、まあなんとかこの時期に撮れたというだけになってしまいましたし、処理も疲れ切ってるのとこの二つは旬の物なので早く上げたくてカブリ補正なども相当やっつけではありますが、まずは北極星付近にいるパンスターズ彗星です(^_^;) しかしこの画像、よく見てもらうと一面にモヤモヤと薄い雲のようなものがあるのが分かると思います。 最初はこれが何か分からず、てっきり何か変な光が入ったカブリかと思ってわざわざフラットまで撮って何度も何度も処理し直しましたが変わらず、ハッと気が付けばここは高銀緯分子雲の広がっているところ。 銀河系内のガス雲の多くは渦巻きの円盤平面内にあるんですが、その平面から離れたところにも恒星などに照らされない暗く淡いガスはそこここに漂っており、幾つかはそれなりに広い範囲に漂っていて分子雲などと呼ばれて最近ではわざわざそれを撮る方も増えてきたんですが、ここ北極星周辺もその代表的な場所の一つ。 慌ててネットでそういう画像を探して見比べてみるとまず間違いないことが分かり、これはカブリやノイズではないことが分かってホッとしました(^_^;) まあ分子雲そのものを撮るにはまったく露出が足りてないのでなんか汚いモヤモヤした画像にしかなりませんでしたが、これはこれで結構珍しい光景が撮れたかなと(^◇^;) そうなるともう少し丁寧にカブリ補正すれば良かったとも思いますが、今日もこれから出かけて明日上げれる保証もないのでとりあえずこのくらいで(^_^;) 右上の一番明るい星が北極星で、天体写真のセオリーである北を上にに則ってこのようにしてみましたが、まあだいぶずれてますし今現在真夜中に見るとこれとは逆に北極星の上に彗星はいます(^。^) もうだいぶ暗くなってコマは9等くらいですが、こうやって撮ってみればもしかすると北極星あたりまで伸びているのかというようなアンチテイルが素晴らしい姿ですね~(^^ゞ スカイメモにseo60DとEF135F2Lをつけて絞りF4.0、ISO1600の3分露出で2013/6/4の1時26分から撮った4枚をCameraRaw6、StellaImage7、CS5と通して処理。 コンポジットは恒星基準です。

    2013年06月05日17時40分

    y_numajiri

    y_numajiri

    何とも凄いアンチテイルを持った彗星ですね。 ここまでの姿は、なかなかないと思います。 私は月曜の晩に、富士山須走口五合目に遠征し、180mm望遠を中心に、FC-76や55mmレンズでも撮影しました。 が、雲の影響を受けていて、仕上がりが今一つです。 週末にゆっくり処理したいと思います。

    2013年06月05日19時06分

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    takuro.n

    y_numajiriさん、ありがとうございます(^^ゞ ほんとにこれはすごいアンチテイルですね(^_^;) すごいというか、一本芯が通ったようでシャープで美しいです(^^ゞ ほんとはこれに少しでも色味があればと思いますがどうも出てこず、コマがこれだけ小さく暗くなってしまうともう難しいんでしょうか(^_^;) 時間的に月曜夜の快晴域は関西の方だったようですが、その標高まで遠征掛けられたのなら短時間でもより美しい姿が写ってる気もします。 また仕上がった写真も拝見させて下さい(^^ゞ

    2013年06月05日22時21分

    Marshall

    Marshall

    こんばんは。 何時も素晴らしい作例を楽しみにしてると同時に大変勉強になります。 まだ彗星など手も届きませんが、地道にメジャーなものから少しずつ挑戦していきたいです。 ところで梅雨の合間とはいえ撮影できることが羨ましいですね。 こちらは雨こそ降らないものの雲に覆われてて星のかけらも見えない日々が続いてます。 梅雨明けに向けて色々準備をしながら処理の勉強に励みたいところです。 今後も素晴らしい作品を期待してます。m(__)m

    2013年06月05日22時32分

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    takuro.n

    Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ 彗星だから手が届かないということはないです(^○^) 逆にある意味いつでも撮れるメジャー対象よりその時撮っておくことに意味があるわけで、美しくとかいうことはその次になり、そう考えれば気楽にどんどん撮ろうという気にもなるかもです(^◇^;) しかし確かにそちらは梅雨前線が北上しつつあってすでに雲のまっただ中でしょうから、撮る撮らない以前の問題ですね(^_^;) でも秋には素晴らしい彗星が来るわけで、それまで撮らない手は絶対ないですから、やはり練習のためにも機会があれば1度は撮ってみることをお勧めします(^^ゞ 彗星は数ある天体の中でも動きが速く、短時間で撮るか彗星の動きに合わせて撮るかといった工夫は必要で、特に短時間で撮った場合は確かに処理の腕も試されるところではあります。 しかしその方法も基本は一緒ですから、彗星でなくとも是非色々今までの画像を処理し直してみて下さい(^^ゞ

    2013年06月06日00時09分

    棕櫚の影

    棕櫚の影

    いや~すごくテールが伸びてますね~。^^ しかし極星付近の追尾を点で表現するのは、至難の技なんですがいとも簡単に やってのけてる所が輪を掛けて素晴らしい。 画角もテール全体を収めて言うこと無しです。素晴らしい技術です。^^

    2013年06月06日21時40分

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    takuro.n

    棕櫚の影さん、ありがとうございます(^^ゞ 極点付近とはいえ135ミリの計12分ですから(^_^;) 極軸合わせさえ手を抜かなければ普通に止まると思います(^◇^;) 長焦点で狙うことは滅多にないところですが、ここの分子雲は以前から機会があれば撮りたいなと思ってて、しかしそうなるとやはり露出的には1枚も長くなるしトータルとしては一晩がかりになるでしょうから、これより短い焦点で撮るとはいえその時はやはりもっと丁寧に撮らないといけないでしょうね~(^_^;) さてその機会がいつやってくることやらですが(^◇^;)

    2013年06月06日23時20分

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