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- C/2011 L4 パンスターズ彗星とアンドロメダ銀河
y_numajiri
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2013年4月5日の未明に、パンスターズ彗星がアンドロメダ銀河の近くを通過して行きました。 その様子を、標高1,700mの八千穂高原に遠征して撮影しました。 薄明で空は明るくなりつつありましたが、光害地での天体画像処理の業を駆使して、背景がダークグレーになるように仕上げてみたところ、かなり淡い部分まで写ってくれました。 パンスターズ彗星は、最盛期より暗くなりましたが、130度ぐらいまで広がった扇形のダストテイルがあり、明るさも大きさもアンドロメダ銀河より上です。 撮影時の光度は4等級程度かと思います。
天体撮影についての知識はありませんが、パンスターズ彗星とアンドロメダ銀河が撮れること自体が驚きです。 こういう星は、天文台の専用のカメラでしか撮れないと思っていました。 感動いたしました。
2013年04月08日11時53分
こんにちわ 素晴らしい。 アンドロメダとパンスターズ彗星の共演なんて夢のような作品です。 この彗星の箒がアンドロメダを照らし出しているような雰囲気が溜まりませんね^^ それぞれの距離関係が全く違うとは思えません。 やっぱり宇宙って素晴らしい
2013年04月08日13時37分
とても良い場所で撮影されてますね。まだ道路の両脇には雪が積もっている状態では? 等級が暗くなっていっているにも係わらずM31より明るく大きいのには驚きました。
2013年04月08日19時39分
takuro.nさん、ご無沙汰しております。 ここ1ヶ月ぐらい、彗星パパラッチと化していて、自宅から撮ったり遠征したりしながら、パンスターズ彗星を追いかけています。 やはり、遠征撮影して晴れると、良い写真が撮れることが多いですね。 北半球の高緯度地域からの撮影ならば、もっと好条件で撮れているようですが、国内からだと薄明中の勝負ですので、厳しいですね。 光害地での天体写真で鍛えた画像処理を、薄明のカブリ処理に活用したところ、こんな感じになりました。 ちなみに、光学系はミニボーグ45EDII+【7870】、2分露出×6枚コンポジットです。 EM-10でノータッチガイドしたのですが、極軸がズレたようで、2分でもガイドミスしていましたが、丁度彗星の移動方向と同じ向きだったので、コンポジットしたら粗が目立たなくなったのは幸いでした。
2013年04月08日20時14分
やま哲さん、ありがとうございます。 暗い彗星だと守備範囲外ですが、これぐらい明るい彗星ならば、アマチュアの撮影対象ですね。 天文台の大望遠鏡と違い、車で移動できるのが強みになります。 とはいえ、もっと高い位置で撮影できる観測条件なら、見事な大彗星だっただろうと思うと、低空を這うような位置だったのが残念です。 ま~坊さん、元画像では、どこまで尾が広がっているか不明でしたが、画像処理したら、予想以上の広がり方でした。 アンドロメダ銀河までは、光の速さで200万年以上かかる距離、パンスターズ彗星までは10分少々ということで、全く距離が違いますが、似たようなサイズに見えるのが面白いところですね。 りん+さん、どうぼありがとうございます。 遠出した甲斐がありました。 freelance01さん、ここから上は道路が冬期閉鎖という、この時期では行ける限界のところで撮りました。 建物の影などには、まだ雪が残っていましたね。 平日に休暇を取って、強硬出撃したのですが、幸いにも穏やかに晴れて、夜露や霜に悩まされることもなく、絶好の条件で撮影できました。
2013年04月08日20時22分
素晴らしいですね!見たいと思いながら結局一度も見られていません、パンスターズ。 ちゃんと撮るとこんなふうに尾を引いていたのですね。びっくりです。 天体はド素人ですが、ロマンチックでえすよね~^^
2013年04月08日20時41分
オイさん、ありがとうございます。 パンスターズ彗星は、低空のため見づらく、天文マニアでも苦戦しています。 誰でも楽しめるような大彗星にはなっていませんね。 望遠鏡や双眼鏡では、写真の上側に伸びる尾は見えますが、扇形に広がった様子はわかりませんでした。 これは画像処理を頑張らないと、浮かび上がってこないです。
2013年04月08日20時51分
こんにちは。 素晴らしいの一言に尽きます。 狙って準備はしてたものの周りが海なので水平線上は雲と靄が多く、また西風も強烈で一度も双眼鏡で見つけることもできずに終わってしまいました。 今後も素敵な作品を期待してます。<(_ _)>
2013年04月09日11時41分
はどさん、彗星のダストテイルは、彗星が通った後にばら撒かれた塵による尾です。 太陽の光圧で押されて、軌道の外側に広がって行きます。 彗星が太陽に接近する前は、比較的細く伸びていますが、太陽を回って遠ざかる時には彗星が大きく進路を変えるので、曲がった幅広い尾になることが多いです。 あとは、地球との位置関係によって、見え方が変わって来ますね。 BINSBEENさん、ありがとうございます。 Marshallさん、パンスターズ彗星は位置が低空ですし、春の空は透明度が良くないことが多いので、なかなかうまく撮れないですね。 山に行った時に、うまく晴れてくれたので、幸運にも今回の写真が撮れました。 まだしばらくは、パンスターズ彗星で楽しめそうですし、5月になるとレモン彗星が北上して来ます。 秋にはアイソン彗星も来ますので、狙ってみたいですね。
2013年04月09日19時34分
初めまして 素晴らしい天体showを見せてもらいました。 自分もたまに星はとってみますが、まだまだ腕がなく、 何だか判らない物になる事が多いので、いろいろ参考にさせてください
2013年04月11日03時51分
nobotiさん、はじめまして。 天体写真は、カメラ任せではうまく撮れないですし、何とか写せても、そのままでは思ったような仕上がりにならないなど、難しいところがありますね。 でも、それだけに、満足のいく写真が撮れた時の喜びも大きいです。 何かの際には、情報交換できればと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
2013年04月11日19時05分
しょう53さん、ありがとうございます。 これは、計6枚、総露出時間12分相当の元画像を使ったものですが、実は13枚21分相当の画像を使ってみたら、もう少し良くなりました。 とはいえ、低空での撮影ですから限度がありますが、画像処理次第で大きく変わってきますね。 天体写真は、大変な部分もありますが、奥が深いので、ぜひ挑戦してみてください。
2013年04月15日18時14分
takuro.n
凄過ぎです(*_*) ここしばらくお見かけせず、HPの方覗いてみてもほとんど更新されていなかったようで、いったいどうされたかと思ってましたが、いきなりこんな大作とは(*_*) 日本から見れるおそらく最接近時をこれだけ見事に捉えた写真はあまりないんではないでしょうか。 この時間的条件の中でこれだけ彗星の構造がはっきり分かる処理も、もうさすがとしかコメントのしようがありません。 私もこの日は晴れればおそらくまったく同じ光学系でこの画角をと思ってたんですが、こちらではここ数日曇られっぱなし_| ̄|○ こんな立派な姿、というかここまでダストテイルが広がった凄い姿になってたんですね~(‥;) パンスターズもですが、numajiriさんもお元気そうで何よりでした(^^ゞ
2013年04月08日11時50分