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オリオン星雲-多段階露光

オリオン星雲-多段階露光

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    皆さんが挑戦されていた多段階露光のオリオン星雲。私もやってみたけど全然だめ。 3週間少しずつ撮り加え少しは似たようなものができてきました。 ISO1600 4分11枚 2分30秒2枚 20秒2枚 5秒2枚 全部をステライメージで加算コンポジット。 最後は、DPPとLightRoomで仕上げ。結局そこでノイズが多いので淡い部分は消えていく運命に。。。。

    コメント9件

    Marshall

    Marshall

    mochy2005さん、こんばんは。 全体的にはピントもいい感じで良く写ってると思いますが、確かにノイズが目立ちますね。バイアスノイズかな? 撮影時間等を見る限り特におかしな点は見当たりませんが、鏡筒のF値が暗いのかな? あとはフラットで目立たなくするしかないのかなあ?私もよくわかりません。 私もフラットは最近こそ少しやってますが、以前は全然やってなかったけどここまでノイズが出た経験はあまりないです。極端なトリミング、撮影枚数及び露出不足を無理やり持ち上げた時に感じたくらいでよくわかりません。先生方の意見を聞くことにしましょう。

    2013年02月03日02時16分

    mochy2005

    mochy2005

    Marshallさん、おはようございます。 バイアスノイズが乗ってしまい、右中や、左下など淡い部分を残す ことができませんでした。最初はないのですが、カブリ補正しているうちに 目立つようになります。 遮光用フード補強後の画像だけにしてもう一度やってみますが、遠征しないと やはりここまでなのかな。と諦めの気分です。天頂付近は 大丈夫なんですが。。。。

    2013年02月03日12時01分

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    takuro.n

    相当な試行錯誤と無理が分かる1枚ですね(^。^) これは違う日に撮り貯められたということですのでそれぞれカブリ具合が違うのが難しくなってしまった一番の要因と思います。 コンポジットはSN比改善のための加算平均にしても、輝度差を1枚に表現するための加算にしても、やはり元画像の状態がいろんな意味で近いものであるのが理想です。 カブリは対象の高度だけでなくその日の気象条件、透明度や湿度、靄が出ていないかどうかによって全て変わり、特に光害地で撮る場合はその光害が空にどの程度拡散してしまうかは日によってどころか時間によっても変わってしまいますので、その条件を出来るだけ揃えるのは大変なことで、場合によってはコンポジット前、ダーク減算フラット補正の段階から日によって別のものを用意して出来る限り丁寧に補正してから重ねるようにします。 そしてこれは加算コンポジット後にデジタル現像はかけられたでしょうか。 これをやらないと段階露出の効果は無く、せっかく長い露出の方で写っていた淡い部分は短い露出に引っぱられて出なくなってしまいます。 また、バイアスノイズはどんなカメラでも出るときは出ますが、その原因は幾つもあり、一番は強調しすぎ、次は電気関係です。 人によっては高圧線が側にあると出るという方や、カメラ電源を電池ではなくカプラー使って他の機材と同じコンセントやバッテリーから取ると出るという方もおられ、いったん出てしまったものは同感度ダーク減算済みフラットで補正するしかありません。 天体写真は大まかに言って、撮影、ダーク減算やフラットからコンポジットしてカラーバランスを整えカブリ補正し、場合によってはデジタル現像までを含めた前処理による元画像作り、そして最後にその元画像をPhotoshopなど使って彩度やトーンカーブ調整などレタッチ作業の3段階に分かれるわけですが、その写真の出来は前の2段階、撮影と前処理でほぼ全て決まり、最後のレタッチ作業はごく些末な問題で、丁寧に撮って前処理された画像は簡単なレタッチで素晴らしい出来になりますし、撮影と前処理のどちらかでも間違ったり手を抜いてあるものはどんなにレタッチしてもそのポテンシャルを引き出すことは出来ず、逆にノイズが浮いてしまったりカブリムラが強調されたりどんどん酷くなっていくばかりです。 ところが最初のうちは天体写真特有の前処理が分からず、結果的にどこか間違ったり出来ていないせいで、そのあとどんなにレタッチをがんばっても結果がついてこないわけです。 そういう時に段階露出はやはりちょっと敷居が高いと思いますので、まずは出来るだけ条件を揃えた撮影、次にフラットも研究されると、たとえご自宅からの撮影でもクオリティは別物になると思います(^^ゞ

    2013年02月03日23時43分

    mochy2005

    mochy2005

    takuro.nさん。今晩は。 今回もまた仰せのとおりです。 「段階露出はやはりちょっと敷居が高い」。はい、ちょっとどころじゃなく高かったです。 きれいな作品は、階調が非常になだらかにできているのですが、そんなふうにできる素材が いったいどうやってできるのかまだ見当がつきません。 おそらく、ダーク減算・フラット補正画像の使い回しに無理があるのだろうと思います。 一日でダーク、フラットも含めて全部用意するチャンスを覗うことにします。 ただし、非常になだらかな階調になるようにできるのか、バイアスノイズ出たので 途中で投げ出してしまいましたがとても繊細な作業だということだけはわかりましたので やはり、素材だけではないと思います。でもそれはその次にぶつかる壁ですね。 ただ1つだけこれは質問させてください。 デジタル現像すると、なだらかに右下がりのカーブの右側がストンと落ちてしまうのですが、 そこからなだらかな階調にするのはどんなふうにするのでしょうか?

    2013年02月04日01時15分

    Marshall

    Marshall

    mochy2005さん、おはようございます。 ダークは大変でも毎回撮影後にでも撮ったほうが良いと思います。 以前takuro.nさんも言われてたかもしれませんが、外気温だけじゃなくセンサー温度の問題ですのでできる限り撮影日ごとのダーク撮影をお勧めします。しかしライト画像撮影中とダーク画像撮影中では外気温も変わってることもしばしばで一概には言えませんがその場合は近い気温の物を使うことも良いかと思います。私は邪道ですがダーク撮影時に気温が上がってるときは若干短めの露出にしてダークを撮影してます。 フラットもそうなんですが、撮りためるときはピントはほぼ同じで良いかと思いますが色合い、カメラの回転位置をこまめに複数の位置、複数の色合いの枚数で用意するとなると大変なことで、これも後日でよいので撮影した日の物だけ作っていけば自然とライブラリーはたまっていくと思います。 お互い色々苦労されてますが良い方法等があれば教えてください。 デジタル現像に関しては私もイマイチわからないのでtakuro.nさんの返事を待ちましょう。 その前のレベル調整も重要なんじゃないでしょうかね?良くわかりませんけど。 今後もよろしくお願いします。<(_ _)>

    2013年02月04日09時22分

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    takuro.n

    えと、デジタル現像というのはモノクロ冷却CCDによる天体写真の草分け的存在である岡野さんという方が考案した天体写真のための処理で、簡単に言えばトーンカーブでコントラストを出すためのS字カーブをものすごく極端にする処理です。 つまり飽和に近い部分、恒星の芯の部分ですね、これと暗く輝度情報が同じである部分、バックグラウンドですね、この部分の階調を出来る限り狭くしてしまい、出来た余裕を中間の星雲部分に割り当てて強調作業をしても破綻しにくいようにというわけです。 しかし当然限度はありますし、それを超えると今回書かれているように高輝度側がすとんと途切れてそこから右にあったものは全て飽和して階調が失われてしまうということになり、その見極めがとても大事ということになります。 そこで一番穏当で平均的なやり方を書いてみます。 まずこれはコンポジットが終わってカラーバランス調整し、カブリ補正もやったあとの前処理としては最後の段階でやるわけですが、階調を広げるということは低輝度部分のノイズも浮かび上がらせることになりますので、ある程度強くかけるためにはコンポジット枚数が多い方がうまくいきます。 まずレベル調整画面で右の白い三角スライダーを左に動かしていき、浮かび上がらせたい星雲が見えてくるようにします。 この程度が一番大事で、場合によっては何度もここからやり直すことになります。 次にデジタル現像画面を開きます。 ここで注意したいのはStellaImageのデジタル現像画面では一番上にヒストグラム、次にレベル調整、そしてデジタル現像、一番下にガンマ調整となってますが、厳密にデジタル現像に関係するのはヒストグラムとレベル調整、ガンマ調整の三つで、デジタル現像と書いてある項目は高輝度側強調と色彩強調機能になります。 まずヒストグラムを見てみると、一番左に黒三角スライダー、そしてレベル調整で白スライダーを左に動かしたので白とその下にグレーの三角スライダーがヒストグラムの山の右端ではなく真ん中あたりにあると思います。 この状態でパソコンのカーソルを画像上最も輝度が高いところに合わせてみてください。 するとヒストグラム上にその輝度部分が緑の線で現れます。 この機能は直感的で秀逸で、なんでPhotoshopにもこういう表現がないのかいつも疑問に思います(^_^;) やりたいことはヒストグラムの右斜面がなだらかにずっと右に続いていった一番右端、つまり一番輝度の高い位置と緑の線を一致させ、白とグレーの三角スライダーをそこに持っていくことです。 この段階では緑の線はヒストグラム右端よりだいぶ左にあると思います。 ここでガンマ調整のガンマ値を上げていくと、緑の線が右に寄っていきます。 ガンマ値を上げていきながら緑の線がなだらかな右斜面、最後はヒストグラム上では傾斜もない平坦な線状になった一番右端に一致するところまでガンマ値を上げてみますが、個人的にはこの時のガンマ値が1.2~1.3くらいになるのが最も穏やかで破綻のない仕上がりになると思ってます。 これが1.5以上2とかになるようだと、元々その星雲を浮かび上がらせるには露出が足りていないか、あるいはレベル調整で淡い部分を浮かび上がらせようと白いスライダーを左に動かしすぎたせいですので、露出が足りていないなら淡い部分を綺麗に表現するのは諦めるしかないですし、後者ならレベル調整に戻って白のスライダーをあまり左に寄せすぎないようやり直します。 私が露出は輝度ヒストグラムを見て真ん中からちょっと左くらいが良いとくどいくらい書くのは、こういうことも勘案した上でのことなわけですね。 そしてうまく緑の線をヒストグラムの山の一番右端、輝度が一番高いところに一致させられたら、白の三角スライダーをそこに持っていきます。 するとレベル調整の最大値が大きくなります。 次にグレーの三角スライダーも白とぴったり同じ位置に右に動かします。 すると、デジタル現像項目のハイライトの数値がレベル調整項目の最大値と一致します。 これでデジタル現像そのものは終わりです。 基本的な使い方として肝心なのは白とグレーの三角スライダー位置を同じにすることで、これは最も輝度の高い、つまり飽和したピクセルを飽和した状態で表すために大事なことになります。 天体写真では一番明るい恒星の芯の部分は飽和して真っ白でないと他が薄暗いためにコントラストの低いインパクトの無い写真になってしまいます。 最後に使わなかったエッジと色彩強調マスクの項目ですが、エッジは恒星の大きさを引き締めて小さくしてくれる機能ですが元のピントが甘かったりする場合は意味が無く、私はすごくシャープに写る85EDの場合は0.5、それ以外カメラレンズなどちょっと甘い物は1にしますが、それ以上かけても星像が不自然にな

    2013年02月04日14時59分

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    takuro.n

    るだけと思います。 色彩強調マスクは特に散光星雲では効果絶大で、人それぞれ好みで試行錯誤するべき部分と思いますが、色味そのものが変わってしまう部分もあるのでやり過ぎないよう注意が必要です。 赤い散光星雲で私がよく使うのはRのみrからsにラジオボタンを入れ替えることです。 これだけでも赤い星雲がぐっと引き立ちます。 赤い星雲を強調するのによくPhotoshopでRGBチャンネルのR画像を利用した星雲マスクを使う方法がありますが、これだとマスクの作り方によってはほんとに赤い星雲部分のみより赤くなってしまい、個人的には不自然さを感じて今ではまったく使いません。 赤の成分は赤い星雲部分だけではなく星にもバックグラウンドにもあるはずです。 例えば天の河周辺の暗黒帯など写真に撮れば茶色っぽく写る部分など、Rチャンネルマスクではうまく表現出来ませんが、この色彩強調マスクならもう少しうまくいきやすかったりもしますので、個人的には最近では赤い散光星雲などの強調はここでやるだけということが多いです。 以上、デジタル現像の一番の基本を書いてみましたが、調整の仕方は応用が利くようになってくれば色々あり、対象によっては緑の線を一番右まで持っていかなかったり、白とグレーの三角スライダーを一致させなかったり色々出来ますが、それはある程度の理解が出来、対象によって自在に使いこなせるようになってからでいいと思います(^^ゞ なお、このやり方は加算平均でコンポジットした場合でも、段階露出して加算コンポジットした場合でも基本的には同じ事です(^。^)

    2013年02月04日15時00分

    mochy2005

    mochy2005

    takuro.nさん。まだちゃんと素材が出来てもいないのに、「出来たら」の話に付き合っていただき恐縮です。 しかも、ここまで、間違いないようのない丁寧な解説をしていただきました。もう、これはツルツルの 背景のオリオン星雲仕上げてお返しするしかないですね。ちょうど今日は天気がよかったので、 うまくいけば、ダークフレーム、フラットフレームすべて、新調できそうです。 一週間かかるか二週間かわかりませんが、ステライメージ新バージョンでるまでには 一度発表できればと思います。どうもありがとうございました。

    2013年02月04日22時22分

    mochy2005

    mochy2005

    Marshallさん。 カメラの回転位置まで意識されて用意ですか。。。。。。うーん。確かに撮影日ごとにメモって作っておけば豊富なダークライブラリできますね。今日、気温みたら、先週と8度くらい違いました。 気温だけではわかりませんが、やはりノイズの出方は派手になっているはずなので、もう 使い回しできるわけないですね。甘かったです。 ダークはとにかくこまめに作ればいいのですが、やはり、フラットをうまく作るコツがイマイチ分かりません。うまい方法が編み出せたら教えてください。

    2013年02月04日22時28分

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