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同じく「兵営便所跡」。 大便所の穴の跡から、一本の若木が生え出て、 林間を渡る風に揺れていた。 まるで浜田知明の銅版画「初年兵哀歌」シリーズの「歩哨」のように・・・。 兵営での生活の不条理は、「人間の条件」をはじめとして、 多くの文学作品や映画に描かれているが、 「初年兵哀歌」は、美術において、軍隊の非人間性を暴いてみせた、 数少ない傑作の一つである。
ブルース64さん、コメントありがとうございます。 銅版画というのは、その工程にも中世の工房など想像させる、 独特の魅力がありますね。かつてぼくも摺り師の工房で、一年ほど修行?しましたが。
2012年08月20日13時18分
ブルース64
「初年兵哀歌」拝見したいです。
2012年08月17日23時40分