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奈良時代に遣唐使によりもたらされた梅は、とくに貴族階級によって都に定着した。 和歌に詠まれるようになり、その歴史の中で様々な異名を持つようになった。 先に挙げた好文木はその一つだが、私の気に入っている名は、香散見草。 梅の花は、強過ぎない仄かな甘い匂いがする。そのそこはかとなく散ずる花の香を見る、と言う。 香を嗅ぐのではなく、漂う香を見よ、と言うのだ。 このセンスはさすが奈良・平安貴族の言語文化だなあ、と思う。 そこで一首 偕楽の園の日高し友と来て 散ず花の香見るは楽しき 未牧
素晴らしい梅の木はかの有名な水戸偕楽園 でしたか。 散ずる花の香を見る香散見草。 枝振りは元より花の香を見て楽しむ。 香は見たり聞いたり雅な文化のようです。 学ばせて頂きます。
2025年03月12日14時33分
ぶっちゃんさん やはり梅は古木ですねえ。 こんなすっきりした梅の花が、どうしてこんなごつごつの木に咲くのか不思議です。 まあ、桜だって似たようなものです。陰陽相反してるから面白いのか・・。
2025年03月12日23時29分
頂雅さん 日本に梅の文化が根付くのは、遣唐使が持ち帰った奈良時代で、平安時代になると、唐朝が不安定になり、大陸との交流が途絶えました。その頃から、日本古来の山桜が日本を代表するようになりました。 日本を代表すると言うのは、外国に対してではなく、和歌に詠まれるようになるという意味です。 ですから、奈良時代に詠まれた花は梅で、平安時代に花と詠めば、桜のことです。 おっしゃるように、雅の文化ですね。
2025年03月12日23時47分
ジョニー森永さん ね。 ジョニーさんの、苔のささやき声にも同様のセンスを感じますよ。 奈良・平安時代の雅の人たちのセンスと言語文化は、相当なものでしたね。 われわれはいまだにあの時代の和歌のセンス・表現に追いついていませんね。
2025年03月14日20時32分
ぶっちゃん
こんにちは。 古木の梅の木ですね〜 でもまだまだ咲き続けてくれるといいですね。
2025年03月12日13時39分