yoshi.s
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旧東京中央郵便局四階。局長室。 東京駅を眺めて最上の部屋だろう。 しかしデスクの向きを見ると、局長は駅を目前に執務をしていたのではなく、この景色を背にして座っていた。 思うに局長は、朝この執務室に入ると、窓の東京駅を真っ直ぐに見る。自ずから人生の気が高まる。 そしてデスクに近寄り、回り込んで椅子に座った時には、東京中の情報の要となる郵便事業を統括する局長としての人生に没入して行ったのだ。 真剣勝負の場を思わせる執務室だ。 この光景からは、椅子に腰掛けてまず一服、という姿は想像できない。
yoshiさまは鋭い感覚をしておられますね。昔、法律(憲法)の授業で習った判例に「全逓東京中郵事件」(最高裁昭和41.10.26)というのがあります。まだ、郵便事業が国営で職員は公務員だったころの労働基本権についての判例です。当時の時代の雰囲気からすれば東京中央郵便局長は、まさに真剣勝負の毎日だったのではと思います。また、この窓を通して遠方に昔はあった旧国鉄本社の面々も同じような世界であったかと思います。すべてが民営化された今では、誰もそうした往時の真剣勝負も思いを馳せる方はおらず、ただ夢のあとですね(^^)
2024年12月12日20時29分
基線長さん そうでしたか。 私はただこの空間の雰囲気でそう思ったまでですが、そのような情勢の中では、この部屋の主人はなおのこと緊張感があったのでしょうね。 そうですね。向こうには国鉄本社もあったのですね。
2024年12月12日20時56分
最初画を見て キャプションを読んで 改めて画を眺めていると 映画を見ているように 局長さんの背中や窓の外を見つめる横顔、 踵を返した時の表情、靴音、座るところまで 想像しました。 静かに感動しています。
2024年12月14日16時53分
♪tomo♪
窓から東京駅がみえますね。 背をただして仕事をしている光景が目に浮かびます
2024年12月11日22時10分