茨城県立天心記念五浦美術館の企画展。題して『猫を愛でたい』 浮世絵の美人と猫たち。岡倉天心が開いた日本美術院の歴々たる作家の様々な猫たち。現代作家のアーティスティックな猫たち。彫刻になった猫たちも。作品以外にも玄関の窓ガラスにまで猫、猫、猫。 ここで知ったが、天心はボストン美術館の中日美術部長をしていた頃に猫を飼っていたそうで、帰国の時には涙の別れ。帰朝してからその猫にこれからどう生きるかを説いた手紙を書き、それが展示されていた。天心のことだから、猫に託した人間批評だ。 予想以上の充実度。堪能した。

コメント2件

ぶっちゃん

こんにちは。 そう言えばクロネコのタンゴって歌がありましたね。

2024年11月13日15時15分

yoshi.s

ぶっちゃんさん そうですね。 黒猫なら、菱田春草の黒猫が傑作です。 https://growing-art.mainichi.co.jp/exhibition_20230331/

2024年11月13日19時15分

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