yoshi.s
ファン登録
J
B
ウルトラマンもいる。 体格的には引けを取らないお客もいる。 しかし敵ではなく、ファンなのだろう。 海外のマンガファンにとっては、このヤエチカ・キャラクター・ストリートは、きっと聖地なのだろうな。 これからの日本のウリは、電気製品のようなものよりも、このような文化なのかもしれない。 歴史的な物や絵画、文学、人々の言葉や行動様式のような、形にならないものまでもが、異文化の人たちから求められているのかもしれない。 古き良き酒を新しい器に盛って出す時代が来たのだな。ちょうどマンガのように。
ninjinさん 肝心なことは、日本人が、古き良き酒を持っている、ということです。 その良き酒の原料は、おっしゃるように、感性でしょう。 そしてその感性を育てた土壌は、ことば。やまとことば、だと思います。 コミュニケーションの手段としてのみではなく、山川草木、日本の四季を愛でる言の葉。 ひらひらと宙に舞う葉のように、言外の意を汲み取らせる表現法。それこそが日本人の感性を育ててきたものと思っています。よくも悪しくも、京言葉には今でもそれが強く残っていると言われます。 それを理解するには、言外の意を汲み取る、という感性が必要です。 つまり瞬時に想像を巡らすという能力が、日本人らしさを作っていると言っても過言ではないと思います。 言わずもがな、皆まで言うな、とか、分かるだろ?、察しろよ、うん分かる、などなど、言外の意を指し示す言葉が多々あります。 私はこの言語表現法と感受法こそが日本人の感性を育ててきたと思っています。 まあ、それにしては、私のこの理屈めいた表現は極めて西洋的です。しかしそれも必要なのです。 捉えどころのなさとともに、明確にきちっと知ることも大事です。 日本人的な感性と、西洋語的な即物的明確な表現方の融合こそが、これからの日本人が目指す方向だと思います。 各大学の文学部教授、しっかり頼むよ!
2024年11月26日19時06分
「言外の意を汲み取らせる表現法。 それこそが日本人の感性を育ててきたものと思っています。 よくも悪しくも、京言葉には今でもそれが強く残っている」 桂米朝師の「京のぶぶ漬け」には、京都人への痛烈な皮肉が込められていましたね。 韓国には、「言葉一つで千両の借りを返す」ということわざがあります。 能弁であることは、人の価値として評価されますが、日本では「言葉多きは品少なし」 と言われます。この違いは本当に面白いです。
2024年11月27日12時44分
ありがとうございます。 貴重なお時間を浪費させているのではと・・・ もう一点書かれた言葉の中ではっとさせられた 次の指摘、すとんと肚に落ちました。 「つまり瞬時に想像を巡らすという能力が、日本人らしさを 作っていると言っても過言ではないと思います。」 俳句は、まさにそうですね。
2024年11月27日15時58分
ninjinさん いえいえ、楽しませてもらっています。 ご共感、嬉しく思います。 和歌/短歌はそれなりに説明的ですが、俳句は、空間的言語とでも言いましょうか、想像させる言語ですね。従って、受け取る側も想像力を要求されます。 分かる奴には分かる、ってやつですね。
2024年11月27日16時21分
ninjin
こういうものに刺激される若々しい感性を持ち続けておられることに敬意! 大陸で生まれた文明・文化の結晶が極東の日本へ流れ着いて花咲かせる 明治期 欧米の文明に劣等感を持った日本人は、「ものづくり」で欧米を 圧倒したが、いまや、かつての植民地だった韓国・台湾に追い越された 源氏物語 鳥獣戯画 能・歌舞伎 漫画を生み出した日本人の面白い感性に乾杯・・・
2024年11月26日11時56分