takuro.n
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B
先日上げた赤い蝶を追うバンビ、実はバンビの顔部分をもっと望遠で撮ってみるとそこにもちょっとしたかわいい造形が(^。^) 先日の写真にも微かに写ってるんですが、バンビのちょうど首の部分にピンクと淡い水色の首飾りがあるんですね(^^ゞ この画角はまさにバンビの首飾りと呼ばれて、この時期望遠鏡直焦点撮影をする人達に人気の場所です。 ただ、この写真はいろいろ処理してあるので結構はっきり分かりますが、実はこの散光星雲は結構淡く、その上天の河のど真ん中で星や他にごく淡い散光星雲や暗黒帯、星間物質に覆われた星々な
確かに、この光は星の光の集まりだと思うと、ロマンですね~。 それも、今はもうあるかどうかも解らない光。 地球外生命体、僕もいてもおかしくないかとは思っています。(^^) 後処理がかなり大変だったとの事ですが、僕が拝見するには とっても綺麗に仕上がっていると思います。 そして、ずーっと見ている内に、バンビとも、目の優しい犬にも見えてきました。 星や星雲の見せる形って、面白いですね。 僕は馬頭星雲ぐらいかなぁ。知ってたのは。
2011年07月05日22時16分
ぷんヤマさん、確かに先入観無しに見るときっといろいろに見えるんでしょうね~ 私は知識から入ってしまったので改めて見てもまず鹿に見えてしまって、ある意味ロールシャッハテスト的楽しみは味わえてません(^◇^;) こういう望遠鏡写真はともかく、カメラレンズの固定撮影でも天体写真は撮れます(^^ゞ 私も3年前に最初はコンデジ15秒露出から始めました(^○^) あまりに写らないので古いスキャナのバンドルソフトでネットから漁ってきたいろんな処理方法を試して、それが役に立って今につながってますので、エイヤッで始めてみれば面白いかもです(^^ゞ
2011年07月05日22時34分
此花さん、いつもありがとうございます(^^ゞ 赤道儀はどうなったでしょうか。 この写真に使った鏡筒の焦点距離は330ミリ。 あの赤道儀なら条件が揃えば300ミリがガイド出来るという話ですから、ほぼこの画角が撮れるわけです。 宇宙はあまりに広くて深いので、広角で撮っても望遠で撮ってもまた違う姿が浮かんできます。 特に天の河周辺はその変化が面白いところでもあり、私は望遠鏡短焦点とカメラレンズで同じ日に同じ方向を狙うことはよくあります。 此花さんも梅雨明けまでには赤道儀が回復して、名残のいて座方向の天の河が撮れると良いですね(^。^)
2011年07月05日22時40分
Rino1209さん、ありがとうございます(^^ゞ 私も昔Newtonなどの雑誌がなかった時代、図書館で天文関係の本を漁って借りてきては読みふけりました(^。^) 今も天文ガイドと星ナビという天文雑誌を買って帰ってきたところです(^◇^;) 普段目にすることが出来なくても、そこにあることを知識として知ってしまうと何とかそれを撮りたくなる。 結局私もそんな欲求に突き動かされてこんな写真を撮るところまで来てしまいましたが、宇宙の深さは計り知れないので、次はもっと長焦点でなどと欲求は尽きません(^_^;)
2011年07月05日22時46分
Em7さん、ありがとうございます(^^ゞ 写真に撮ってしまうと平面的ですが、ここに写っているいろんな色や星の多い少ないは実は同じ方向に見えているだけで距離の違う星や星雲、星間物質などが重層的に折り重なってこんなふうに見えていると思えばその深さは想像が付かないくらいのものだとも見ることが出来ますよね(^。^) なんせこんなにくっついて写り合っている星と星の間は実は何千光年とか何万光年とか離れてるわけで(^◇^;) それにしても目の優しい犬とは言われてみればこの画角だとまさにそんな感じでもありますね~ カメラレンズでもっと広視野に撮るとバンビの耳まで写ってる感じで犬には見えないんですが、この写真だと目はほんとにつぶらで優しげな感じで、確かにラブラドールあたりを思い起こさせるシルエットでもあるなと思わず納得しました(^_^;) 馬頭星雲は前の冬に撮ったとき感度を間違えて失敗したので、次のシーズンにはまともな写真を上げたいものと(^^ゞ
2011年07月05日22時56分
バンビの首飾りのIC1284,NGC6590が、色・形が見分けられますし、暗黒星雲B93,B92の細部もはっきりと映し出されています。それでいて、銀河の星々の光が飽和状態になっていないという絶妙な露出。まさに「見事」の一言です。この場所は何回でも撮りたい場所ですよね!
2011年07月05日23時03分
Starryzobiさん、詳しい!!(‥;) NGC、IC番号は分かりますが、私は暗黒星雲番号までは分かりません(‥;) Bっていったいなんというカタログなんでしょ(‥;) それ以上に、淡い散光星雲撮影って単純に露出かけて星雲を浮かび上がらせるだけならある意味簡単ですが、星にだって色味がある、それをも描き出すことを両立させたい。 冷却CCDカメラなら簡単なことでも、デジ1でも中間星の黄色など幾つかでも何とか飛ばさず抽出したいというのは常に私の目標の一つで、この写野など実は非常に難しい領域なので、後処理でも屈折系ではどうしても残るハロ消しの度合いにも気を使い、星マスクを使って色味や輝度は相当微妙に調整してるんですが、そんなところまで見通してもらえるとは(‥;) いったいStarryzobiさんって何者なんでしょ(‥;) 実は以前相当ならした人とかですか(^_^;)
2011年07月06日04時17分
takuto.nさん。 はは…(^_^)☆ ただの天文ファンですよ。 Bは暗黒星雲のカタログでバーナードのBです。 バンビの目がB92・B93。 例えばへびつかい座のS字状暗黒星雲はB72だったかな。 星は小学生の頃から大好きで、祖母の家(今の撮影場所)で夏休みに寝転んで見ていました。 たまに天文雑誌を見たり、プラネタリウムに通ったり。天文少年でした。(笑) 最近はデジタルカメラと画像処理ソフトの発達で、 一昔前ならシュミットカメラを使わないと撮れないような写真を天文雑誌とかでよく見かけるようになりました。 とは言っても撮影の技術や処理のノウハウがしっかりしていないとつまらない写真になってしまうと思います。 その点、takuro.nさんはしっかりとその技術をお持ちですね。
2011年07月06日09時36分
Starryzobiさん、なるほど、バーナードカタログでしたか(^_^;) メジャーな存在ではないのでまったく忘れてました(^_^;) 暗黒星雲カタログは他にも確かリンツカタログでしたか、そんなのもあったような気がしますし、淡く小さい天体のカタログとなると幾つもありますね(^_^;) 私も淡い天体を撮る時用に何か良い星図かソフトをと常々思ってるんですが、なかなか機会が無く、いまだステラナビと個別のシャープレスカタログで不自由してます(^_^;) 昔はノルトンとかスカルテナプレソのベクバル星図とか、学生の時に生意気に紀伊国屋で輸入してもらって持ってたんですが(^◇^;) シュミットカメラも懐かしいですね~ 木曽でしたか、大型シュミット望遠鏡が竣工したときには私も結構興奮しました(^◇^;) 今はデジタルになって撮ることと同じくらい後処理が大事になったと思います。 っというか車の両輪のような感覚でしょうか。 より自由度の高い処理をするためにより良い撮影地を求め、そうして得られた質の高い画像データを余すところ無く引き出してやるためにより繊細な感覚を養い処理技術を習得する。 結局はキリのないことをやっているようで、ここに上げる写真一枚でも、撮影から出来上がりまでいったいどれだけ時間かかってるか分からないような状況ですが、そういう部分も見ていてもらえる方がおられるのはありがたいことです(^^ゞ
2011年07月06日15時46分
赤道儀の件ですが夜中に晴れた日があったので庭でもう一度テストしてみたのですが、なぜか追尾したりしなっかりみたいなことになってます… 1~2分程度でしたら点で写ってくれるのですが、7分位になると線になったりします。 個人的な見解では多分夜露か何かが内部に入りこんだか、と思っています。ギアとかの部分が開けてますので… 修理に出したいのは山々なんですけど、今まで修理とか出したことがないものでどの位お金がかかったりするのかわからないもので…
2011年07月06日19時18分
此花さん、今ちょっとアストロトラックのページを見てみましたが、一つだけ確認を。 1~2分なら星が点像でそれ以上になると流れるとのことですが、追尾モードは恒星時追尾になってるでしょうか。 もしそれが太陽や月の追尾モードになってるとそのような現象が起こると思います。 触るところはそれしかないようですので、ここがちゃんと設定されていてそういう現象が起こるのなら、とりあえず国際光器に電話するべきと思います。 赤道儀が夜露でびしょびしょになったり、冬は霜で真っ白になるのは当たり前で、そのくらいでおかしくなることはちょっと考えられず、やはりどこか電気関係の接触が悪くなっているとか、あるいはギアの歯欠けや何かが咬んでいるとかだと思います。 まだ買って1年にならず、数回しか使っていないのであればたいていの店はよほど乱暴に扱った形跡がない限り無償修理してくれたり、場合によっては交換してくれることもありますので、とにもかくにもまずは電話してみて、どのような対応か確認することです。 安い買い物ではありませんし、たいていの店ではこの業界お客さんは多くはないので、先々を見据えて大事にしてくれるところが多い気がしますので、よほどのことがない限りとんでもない修理見積もりなどということはないんではないでしょうか。
2011年07月06日21時38分
takuro.n
ど、すごく複雑なところに加えて日本からは結構低空で撮らねばならず、赤い散光星雲だけであれば光害カットフィルターを付けることで光害や低空カブリをある程度除去出来るんですが、それを付けると赤はコントラスト良くなっても青が写りにくくなり、この首飾りのかわいらしさが半減してしまうため、カブリを覚悟でフィルター無し撮影したものを全て後処理で仕上げなければならず、特に今回は普段とは違ってちょっと光害の多い地、その上梅雨の晴れ間で低空はもやった中での撮影でしたので、処理をしていてもどこがどのようにかぶっているのかまったく分からず、ほとんど感で仕上げざるを得なかったので自信が持てなくてこれまた何度もやり直しました(^_^;) こういう複雑な場所は何に重点を置いて処理するかで出来映えがまったく変わってくるんですが、この写真ではバンビの横顔と首飾りがはっきり分かるよう、ちょっとコントラスト高め、彩度も高めに仕上げてあります。 先日も書いたとおり、このバンビの横顔そのものがスタークラウドと呼ばれる天の河の中でも特に星が密集した部分、つまり茶色っぽくもやのように、星雲のように見えるところも実は全て星の集まりなわけで、望遠鏡の解像度や大気の揺らぎの限界を超えてしまってるので星として分解されずに雲のように写ってしまうわけですが、これが全て星と思うといったい銀河系にはどんだけ星があるんやと、これだけあれば絶対他に生命のいる星はあるよな~などと、想像も膨らんでしまいます(^◇^;) FSQ-85EDレデューサ焦点330ミリF3.9に冷却改造50Dを付け、ISO1600の3分露出8枚をRAP2、CameraRaw6、ステライメージ、フォトショップCS5と通して仕上げ。
2011年07月05日17時49分