美術館内のまず初めは岡倉天心記念室だ。 この部屋は、この美術館から２kmほど離れた天心の別荘の居室を模したものだ。 ここに天心が座り、茶を点て、文筆作業をしていたと思うと、なんだか勇気が湧いてくる。 　天心の住んだ別荘は今も当時の地にそのまま保存されていて、茨城大学が美術研究所として管理している。見学可だ。 その家の目と鼻の先には、海に突き出した岩場に、つとに知られた六角堂がある。 天心が茶を点て、瞑想に耽った六角形の茶室である。 記念室には天心ゆかりの品が並んでいるが、今は先に進む。

コメント2件

ジョニー森永

冬のひは風が硝子を揺らして音がしたのでしょうね。古い日本家屋に風情を感じます。

2023年12月03日15時57分

yoshi.s

ジョニー森永さん ああ、それは、懐かしい音です。怖い感じがありましたね。 でも、もう一度家を建てるなら、こんな家がいいな。 縁側に座って将棋を指したい。むかし弟たちとやったように。

2023年12月04日14時24分

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