yoshi.s ファン登録
J
B
2階のベッドルーム。 貿易商R.C.バウデンはこで寝た。 植民地であったオーストラリアが独立して建国したのが1901年。 それから22年後。徐々に世界列強に伍して頭をもたげてきた頃だ。 一方日本は、満州に進出し、アメリカはこれを危険行為とみなすようになり、日米の関係は次第に悪くなって行った頃だ。 貿易商は何を思っていたのだろう。彼は当時の居留者の中での重鎮だったという。 *これで横浜散歩を終わります。お付き合い下さり有り難うございました。 ご案内下さった友人の今田三六さんに感謝します。
Zacky01さん いい家ですよね。 バウデンはもしかしたら、時代の流れに乗って成功した人物かもしれませんね。 しかし、この家を作ってから1年半後には帰国しているそうです。 日本の満州進出によって日米関係がよくなくなり、まさにこの年(1923年)、20年に亘る日英同盟が終結したので、日豪の関係も悪化するだろうと見通したのかもしれませんね。 その意味では、バウデンもまた時代に翻弄されたと言えるかもしれません。 しかし時代の波に翻弄されない人はいないのでしょう。
2023年10月15日12時37分
キンボウさん R.C.バウデンは、当時の新興国オーストラリアを代表する貿易商だったようです。だからこそ可能だったであろうこの贅沢さです。 どんなものを売買取引していたのか興味あるところです。
2023年10月18日11時24分
ジョニー森永さん このような出窓をBay Window というのはご存知だと思います。 50年近くも昔のこと。私はサンフランシスコに住んでいました。 友人二人と2階フラットを借りていたのですが、私の部屋の窓はベイ・ウィンドウでした。 サンフランシスコ・ベイを眺める窓だからbay window と言うのだと、誰かから聞いて長い間そう思っていました。 しかし後になって、Bay とは、湾曲した格子造りのことだと知りました。 しかし今でも、ベイ(湾)を眺める窓と解した方がいいと思っています。 この家の窓は、まさしくそうなのです。
2023年10月18日13時31分
Zacky01
素敵過ぎます! バウデンさんも時代に翻弄された一人かも知れませんね。
2023年10月14日22時37分