枝の窓通して眺む公園の 　　　小（ち）さき眺めに目をこすりけり ＊二股の枝から眺めたいつもの公園が、とても小さく見えて驚いた。 枝のフレームを介することで小さく感じたのだろうか。 ところが、内側の対象物に視点が集中すれば、望遠効果でむしろ大きくなる。 しかし枝フレームにも意識を置くと、中のものは矮小化して見える。これは広角効果だな。 人間は見ようとする対象によって、広角的に見たり望遠的に見たりしている。 これを意図的に行えば、ものの見方を自在に調整できる。 主観と客観にも適用できるな。

コメント4件

ぶっちゃん

こんにちは。 写真の構図と一緒ですね〜！

2023年07月02日17時13分

yoshi.s

ぶっちゃんさん おっしゃる通りです。 ただ写真は、望遠側か広角側かの二者択一ですが、人間の意識の置き方でそれが同時に行えないだろうか、との自問です。

2023年07月02日19時13分

asas

指で画角を決めてるかのような構図にニヤッとしてしまいました(^^)/ 画角の中の美しい画に手前の葉っぱが立体感奥行き感をうまく演出してますね。

2023年07月03日12時59分

yoshi.s

asasさん へへ。誰しもね、こんなことをやりますよね。 でもこの場合は、歩いている途中、この枝を見てふとそう思ったのです。 枝と、そしておっしゃるように葉っぱの存在感があるので、奥の景色を意識するのと同じ比重でフレームが意識されたのでしょうね。 それで写真に。

2023年07月03日18時22分

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