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この町で知り合った女性は天真爛漫な感じでしたが、店に立つときにすでに酔っぱらっていることも多く、その無防備さがそこはかとない色気を醸し出していたのだと思います。「大阪におったんやけどこの町まで逃げてきてん」と、白河市で聞いた話と似たような話ですが、今思い起こすと、この手の話が体のいい虫よけになっていたのかもしれませんね。特に私のように根が小心者だと効果は大きかったとも考えられます。 そうでした、三宮の記憶についてはコメント欄へ記録しておきます。
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先日、道端に咲く花を撮っていると、少し間を置いたところから、ぐいっと惹きつけてくるものがあることに気づきました。やや興奮気味に近づいて撮った写真だったのですが、そのときは何に魅かれたのか皆目分かりませんでした。 写真を整理していて初めて脳の片隅に残っていた記憶とリンクしました。今から25年くらい前まで遡った話でした。そしてこの記憶がもととなって、白河市、魚住の記憶も出てきたというわけです。 当時働いていた会社が三宮から一駅だったこともあり、会社近辺の居酒屋で景気をつけてから三宮に繰り出したり、時には、夜10時くらいまで働いてからスナックへ繰り出しては、夜中にタクシーで帰宅という日も少なくありませんでした。 仕事はバリバリやっていたという自負はあるのですが、私生活に関しては何一つ希望が持てず、手ごたえのない日々だったこともあってか、いつの間にかアルコール依存の生活に取り込まれていたのかもしれません。そうした日々の中で何人かの夜勤めの女性と知り合いましたが、一人だけ本気になった女性がいました。 少額ではありますが色々とプレゼントもしたのですが、そこは夜の街。この手の話でうまくいったという話は聞いたことがありません。まあ、これ以上書いても進展はありませんのでここまでにしますが、その女性に惹きつけられたときと同じように、漆黒をまとったような艶やかな姿態に今でも魅かれる自分がいることに驚いてしまったというわけです。
2022年07月06日23時25分