きこりん
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きこりん@木古林直樹さん *こんばんゎ~*☆* あと数時間で2021年ですね^^ 素敵なお写真と楽しいお時間有難うございました<(_ _)> 来年もよろしくお願い致します。 良いお年をお迎えくださいo(_ _*)o
2020年12月31日17時10分
今年も素敵なお写真と奥深いお話し、ありがとうございました。 大変な年に、生憎に雪まで大変なことになりましたが、 どうぞ体にお気をつけて、良いお年をお迎えください!
2020年12月31日19時06分
素晴らしい写真を見せて頂き有り難うございました 拙い写真にお付き合いいただきありがとうございました。 来年もよろしくお願い申し上げます。 どうぞ良いお年をお迎えください。
2020年12月31日20時40分
きこりん
今年最後の・・・ 今日はとにかく、何をやってもほとんどの行動に「今年最後の・・・」となってしまう^^; そして・・・ 今年最後のコーヒー焙煎。 今年から焙煎方法を少し変えた。 焙煎方法というより、その下処理を変更した。 以前は、購入した生豆をそのまま、1度に焙煎できる200グラムをはかり、そのまま焙煎していたのだが その方法では、「チャフ」と呼ばれる豆の皮や果肉が大量に出てくる。 コーヒーの豆は、コーヒーの実の果肉を取り除いたあとの、コーヒーの種であり、それを天日干しして輸出されている。 昔は手作業で取り除いていた果肉も、今は機械で取り除かれ、その後水で洗浄されるのだが、ほとんどの場合、この洗浄が甘いまま乾燥させるので、焙煎の際に豆から剥がれたチャフが大量に出てくることになる。 焙煎の際に、このチャフをきちんと取り除かなければ、エグ味や渋味となってコーヒーの味に反映し、コーヒー本来の味を損ねることになる。 そこで、まず生豆を10分ほど水でうるかしてから、大きなザルの中で、お米を研ぐように研ぐ。 ある程度研いだら一度水洗いし、再び研ぐ。 これを汚れが出なくなるまで何度か繰り返して水を切ってから焙煎する。 私の場合は1度に200グラムの焙煎なので割と容易く洗うことができるが、キロ単位で焙煎する場合には、洗濯ネットに生豆を入れて洗濯機で洗っている人もいる。 ちょっとした手間ではあるが、こうしてあらかじめ汚れなどを取り除いておけば、焙煎に際して出てくるチャフはほとんどなくなり、コーヒー自体も、すっきりとしたコーヒー本来の風味が味わえる。 実際、生豆を洗ってみると、ビニールやナイロンの繊維や虫の死骸など意外なものも混ざっていることがわかる。 そんなものまで濾過して飲んでいると考えれば、水洗いをするに越したことはない。 注意しなければならないのは、お米のように吸水させたいわけではなく、表面だけをうるかせて汚れを取り除きたいだけなので、あまり長く水に漬けておかないことだ。 とはいえ、おいそれと水を吸い込むほど軟弱なものではないので、30分や1時間ぐらいであれば全く問題はない。 こうして水洗いした生豆は、焙煎機あるいは雪平鍋などに入れて焙煎する。 専用の焙煎機を使っている人には今更説明はいらないだろうが、雪平鍋などでこれから焙煎を試してみようと思う人は、まず、火にかけた鍋から離れないことだ。 コーヒー豆には油分があるため、焦げ付いたり、燃えたりする。 鍋に生豆を入れたら、弱火から超弱火のコンロに乗せ、生豆の表面が乾燥し僅かに色付いてくるまで鍋を揺すり続ける。 生豆が色づき始めたら焦げやすくなるので、木製のへらなどで返すように混ぜ続け、コーヒー色に近づくにつれへらの動きを早くする。 本格的なコーヒー色になってくると「1ハゼ」といって、大きな音で「パチンパチン」とハゼ始める。 これからが焦げやすくなるので、とにかく混ぜる手を止めず、素早く混ぜ続ける。 この頃になると、コーヒーのいい香りがし始めるが、この香りは焙煎するときにしか出てこないのでたっぷり楽しみたい。 「1ハゼ」が終わると間もなく「2ハゼ」が始まる。 「2ハゼ」は「1ハゼ」と異なり、「パチパチパチパチ」と小さく細かい音がする。 私は、この「2ハゼ」が始まったぐらいで火からおろし豆を冷ますが、「2ハゼ」の始まりから終わりまでは30秒もかからず、この僅かな時間のどのタイミングで火からおろして冷ますかで、コーヒーの味わいがかなり変わるので、自分の好みのタイミングを見つけるのも楽しい。 ちなみに、私のタイミングでは、アメリカンよりも少し濃い目ぐらいとなるが、「2ハゼ」が終わったタイミングではエスプレッソぐらいの濃さになる。 こうして焙煎したコーヒーは、焙煎した直後ではコクがない。 このコーヒー豆を密閉容器に入れ、2日~5日ほど寝かせて熟成させることで、表面にコーヒーオイルがにじみ出して油光りしてくる。 この油は1週間から10日を過ぎたくらいから酸化し始め、コーヒーの風味を損ねることになるので、その前には飲み干してしまいたい。 私は1日に3~4杯のコーヒーを飲むので、200グラムの焙煎量が丁度いい。 ちなみに私の焙煎機は、電動ドリル(バッテリー型インパクト)の先端に、自作の金属籠を取り付けられるようにしたオリジナルで、この金属籠ををポータブルコンロに乗せて回している。 もうかれこれ10年近くコレで焙煎しているが、何十万もする大型ロースターがなくても、スーパーで売っている袋詰めのコーヒーよりも、近所の暇そうな喫茶店のコーヒーよりも、コンビニのコーヒーよりもはるかに美味しい。 だから私は「今年最後のコーヒー焙煎」をする。
2020年12月31日16時46分