きこりん
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このゆきがふりやまなければぼくは・・・
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人と写真をつなぐ場所
きこりん@木古林直樹 様、今年はファン登録を頂き、また多くのお気にりを頂き有難うございます。 そして多くの素晴らしい作品を楽しませて頂きました。 また来年も素晴らしい作品が投稿される事を願っています。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。 どうぞ良いお年をお迎えください。
2020年12月31日09時02分
このゆきがふりやまなければぼくは・・・ この雪が降り止まなければ僕と・・・僕の家は・・・どうなってしまうだろう・・・ 「The Day After Tomorrow」はノンフィクションなんじゃないかと思わされる。 今日一日はほぼ雪も降らず、空には雲も少なく、日中には日差しもあったが、最高気温はお昼でもマイナス9℃。 そして明日の早朝は、放射冷却現象でマイナス20℃の予報が出ている。 既に、日中でも玄関フードのフレームは白く凍ったままで、素手で触ると皮膚が凍り付いて離れなくなるほど冷えている。 迂闊に、無理に引きはがそうとすると、凍り付いた皮膚が剥がれて怪我をすることすらある。 こうなるともう、玄関フードですら凶器となり、外に出ることすらままならなくなる。 除雪もできず、買い出しにも行けず、餓死するか凍死するかの二択しかなくなる。 しかし、屋根の除雪ができなければ家屋が倒壊し、圧死からの凍結ということもありえる。 この部落周辺には自分で除雪すらできないほどの老人が多く、所用で外に出るたびに、つい家々を見回って歩く。 もう人が住まなくなって久しい廃屋や空き家も多いが、これだけ雪が降ると、玄関前だけ出入りのために除雪してあるところもあり、そこには確実に人が住んでいることを知らせている。 そんな家が数日除雪されていなかったりすると、ふと心配になり、夜になってからもう一度近所まで行ってみる。 窓から明かりが少しでもこぼれているのを見つけて、意味もなくにやけてしまう。 ドアチャイムでも鳴らしてみればいいのだろうが、軽く挨拶を交わす程度の顔見知りでしかないし、特に用があるわけでもないので、警察官か市役所職員でもない限り、それ以上踏み込みづらい。 その昔、この辺は石炭ストーブを使っていたので、毎朝煙突から立ち上る黄色と茶色の入り混じった煙が生存確認方法の一つだった。 以前ココに来る前に居た当別町では、冬になると連日のように猛烈な吹雪に見舞われ 国道や道々では事故が多発し、車がスタックすることは日常茶飯事だったが 2019年1月18日には、自宅までの道路が吹き溜まりで寸断され、やむを得ず車を降り、徒歩で帰宅中に行き倒れてしまった人がいた。 気温はマイナス11℃ながら、視界を遮るほどの猛吹雪だったことから、体感温度はかなり低かったことが想像できる。 倒れた場所は、自宅から僅か数十センチで、近くには家の鍵が落ちていたという。 そこは、当時私がいた所から1キロも離れておらず、その時の状況を容易に推察できる。 2013年3月には根室でも、吹雪のために車ごと雪に埋まったり、車から脱出したのち雪に埋まるなど、同じような事故があった。 吹雪にならなくとも、毎年のようにスキー場のゲレンデで遭難する人も多く、北海道の冬を侮ると、命は容易く奪われる。 しかし、これだけの過酷な環境があるからこそ自然が保たれる。 今夜は既にマイナス17℃まで気温が下がっており、月齢15.5の月が無風の夜空を青白く照らしている。 カメラのライブビュー表面は、息で容易く薄氷が張り、三脚は凍り付き、まるでそれ自体が氷であるかのように白くなる。 20分も撮影を続けていると、手袋を履いている指先が寒さで痺れてくる。 そのうち、月も凍り付いて落ちてくることだろう。
2020年12月31日12時09分
福助ちゃん
lush
もりリス
のんちゃん*
さななろ
winmission
Kh858
asahitoy
sam777
良い年をお迎え下さい。
2020年12月31日05時58分