写真共有サイトPHOTOHITO人と写真をつなぐ場所

きこりん きこりん ファン登録

鉄は1日にしてならず

鉄は1日にしてならず

J

    B

    コメント2件

    きこりん

    きこりん

    やっぱコレだねっ♪ 拾ってきた鉄くずを、バッテリー液やサンポールなどの強酸に漬け込み とことん酸化させるとともに、微量に含まれる硫黄も分離し 赤くなって底に溜まった錆を集めて濾過してから、更に酸性水に漬け込み 酸化第二鉄(Fe2O3)にする。 乾燥させたのち乳鉢で微粉末にする。 これを弁柄(ベンガラ)といい、元はインドのベンガルから齎され、それが名称の語源となっている。 これに、福島長石、朝鮮カオリン、合成土灰、天然松灰、マグネサイト、酸化ルチルなどを混合したものを施釉したのち 福島長石、合成藁灰、合成土灰に、微量の酸化コバルトを混合したものを口縁にのみ厚めに施釉し 1230℃にて約8時間、酸化焼成してみた。 焼き上がって、まだ素手では持てないほど熱いときに「ジューッ!」と水に漬け込む。 大量の湯気が上がるとともに、黒かった肌が赤く輝きいていく。 楽焼には「引き出し黒」という、同じ方法で真っ黒にするものがあるが それを逆転させて赤くしてみた。 使用した弁柄の量が非常に多いので、所々に結晶化した鉄が噴き出している。 温度と時間と混合比によって 鉄は黒くも、赤くも、黄色くも、茶色くもなる。 私の陶芸は、立体造形ではなく やっぱり、化学であそびたいだけなんだな^^;

    2020年12月10日14時26分

    madamliko

    madamliko

    きこりん@木古林直樹様、ファン登録有難うございます。 金属の色を酸化或いは還元して変えることは楽しいですね。学生の頃専攻が有機分析でした。 しかし焼き物で目指す色を出すのは難しいでしょうね! これからも焼き物を楽しみに勉強させて頂きます。 宜しくお願いします。

    2020年12月14日12時12分

    新規登録ログインしてコメントを書き込む

    同じタグが設定されたきこりんさんの作品

    • グロい
    • たまにはちょっとだけ真面目に陶芸してみる。
    • 皿の裏にも顔があったってえぇじゃないか!の表
    • へなちょこ仮面 A
    • あ~♪ 足首もげたエンジェ~ル♪
    • カニに見えた

    最近お気に入り登録したユーザー

    写真を削除しようとしています。

    本当に写真を削除しますか?

    こちらのレビューを他のユーザーに公開します。

    レビューを公開しますか?
    講評の公開設定については必ずこちらをお読みください。

    コメントを削除しようとしています。

    選択したコメントを削除しますか?

    エラーが発生しました

    エラー内容

    PAGE TOP