長崎(小島)療養所はオランダの軍医"ポンペ"の病院設立の願いにより。 1861(文久元年）に開設された、124のベッドを持った日本で初めての近代西洋医学教育病院。同時に医学伝習所が併設され"松本良順 "が初代頭取となった。明治期になり長崎府医学校病院と改称され、長崎医科大学（長崎大学・医学部の前身）の源流となった。 iPhone 8 28mm スナップ 2000ピクセルリサイズのみ、インスタグラム（英語のキャプションもつけて）初出

コメント1件

cowboy_spike

ポンペは湿板写真の研究についても熱心であった。当時、長崎でポンペについて科学を勉強していた上野彦馬も共に写真の研究に着手。感光板に必要な純度の高いアルコールには、ポンペが分けてくれたジュネパ（ジン）を使っている。ポンペの診療は相手の身分や貧富にこだわらない、極めて民主的なものであった。日本において民主主義的な制度が初めて採り入れられたのは長崎での医療の場であった。

2020年06月15日20時28分

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