さて、聖ミヒャエル教会を後に街中方面に歩き始めて程なくこんな老婆の像が道ばたに立っていました。 ZITRONENJETTE 1841-1916 と刻まれています。かごには何やらフルーツが入っており、差し出す手にも･･･

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調べてみると、チトロネンジュッテ Zitronenjetteと呼ばれる薄幸の人生を生きた女性だそうです。名前はヘンリエッテ・ミュラーHenriette Müller。レモンを売って生計を立てていたそうで、彼女はある意味、ハンブルクを代表する女性として、チトロネンジュッテ Zitronenjetteという演劇の主人公として取り上げられて、ハンブルクでは知らぬもののいない存在だったそうです。ちなみに、Zitronenとはドイツ語でレモンのことです。

2020年04月14日18時35分

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