紫禁城の瑠璃色の甍越しに見る景山公園です。 この公園は紫禁城周辺の堀の掘削した土を盛って作られた人工の山ですが、紫禁城に殺気が入ることを防ぐために、紫禁城の真北に作られたと言われています。 これは背山面水という風水の考え方を実現したものです。 一番高い所に見えるのが万春亭で、ここから見る紫禁城は絶景です。 この山の右麓に、明のラストエンペラー崇禎帝が農民の李自成軍に攻められたときに首吊り自殺をした槐の木が残っています。

コメント3件

hisabo

「背山面水」、勉強になりました。 風水のために山まで作っちゃいますか。 画の方ですが、詳細な描写が素晴らしいです。

2010年05月07日22時23分

TR3 PG

hisaboさん、早々にお越し頂きありがとうございます。 風水って都の造営に深く関わっていますよね。 万里の長城など巨大な構造物を作り出す中国皇帝の力からすれば、こんな小山？は簡単だったでしょう・・・^_^; 今回、一眼レフを諦めてGF1とレンズ２本を持ち出したのですが、この14-45mmは描写がイマイチでどうしようかと悩んでいました。 が、天候が恵まれて視界も良かったせいか、結構いける描写をしてくれました。 描写力に優れる20mmはさすがに広大な風景には出番がグッとへりましたね。

2010年05月09日10時55分

TR3 PG

やまびさん、いつもお越し頂きありがとうございます。 レスが遅れてすみません。 キャプションをしっかり読んで頂き大変うれしいです(^.^) σ(^_^)も勉強ながら書いているんですよ(^^ゞ 中国の古代の都や遺跡、遺構はどこへ行ってもその巨大さに圧倒されます。 権力の大きさは測りしれませんね・・・。

2010年05月22日14時37分

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