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自宅マンションベランダにて。 f=500mm の望遠を、ポタ赤で満足な打率でガイドするテスト。 使用機材は http://photohito.com/photo/3853385/ の通り。 必要なガイド精度は、計算上は全幅2秒角以内。 最終的にはコンポジットするため、1コマあたりのズレは目立たないとはいえ、全コマ、全幅4秒角以内には納まっていてほしいところ。
赤緯だけでなく、赤経にも注意点がある。 赤経軸周りのバランスを、完璧に保っておくこと。 クランプフリーでも停止するぐらいに、バランスを保っておくこと。 これをやっておかないと、赤経軸のオートガイドがなかなか収束せず、オートガイドソフト(PHD2)の設定をどう弄っても、全幅8~12秒角もの荒れたガイドが続いてしまう。 だから、回転ステージの上に自由雲台を載せ、その上に無造作に f=500mm の望遠を載せる、ようなやり方では、2分以上の露出で星を点に保つガイドを実現するのは無理だと思う。
2014年10月20日00時28分
なんとまあいつの間にか最新機材そろい踏み(^○^) ここまで組んだらそれなりの成果欲しくなりますね(^^ゞ 普通の赤道儀でもバランスは基本ですからこういうシステムだとより重要でかつ難しいでしょうね~ 露出時間が分かりませんが工夫の甲斐あってガイドは見事に決まってますね。 その分逆に赤ハロが目立ったりこの焦点距離としてはちょっと微光星もボッテリしてるのでピントがあと一追い込み出来るかななど、他が分かってしまうくらいなのが痛し痒しでしょうか(^◇^;)
2014年10月20日18時46分
1枚あたりの露出は10分~14分でして、ポタ赤用疑似2軸ガイドが開発されるまでは、500mmともなるとこのぐらいの露出時間が限度だろう、という目標設定でした。 赤ハロは難しいですね~ バーティノフマスクで見た目完璧に合わせてしまうと、改造機では赤ハロがモロに目立っちゃいますね。 加減のしどころが難しく…一度、その場で本番よろしく現像してみないと判りませんね。
2014年10月20日20時15分
HUQ
これまでは、この精度がある程度成立するのは、露出5~6分が限度だった。 やはり、赤緯方向の修正が出来ないハンデは厳しい。 ドリフト法でキッチリ極軸設定し、方位は高度調整完了後に再度確認しているにも拘わらず、露出開始から30~40分程度経過すると、加速度的に赤緯方向のズレが大きくなってくる。 今回は、1~2コマ撮ったら、その写野内で極軸高度を再調整し、赤緯方向にズレる速度をリセットする、という面倒な手順を追加してみた。 結果は良好で、撮影した16コマ全て、コンポジットに使える程度の誤差許容範囲内に納まった。
2014年10月20日00時23分