ボンの街の中心にある大聖堂です。 現在はライン・ロマネスク様式の堂々たる姿ですが、もともとは３世紀の後半、ローマ軍の将校であったカッシウスとフロレンティウスが迫害の末殉教し、４世紀になってその墳墓の上にコンスタンティヌス大帝の母ヘレナが聖者の名を冠した修道院を寄進したのがはじまりだそうです。 中世初期に街が衰退した時もこの修道院は何とか存続し、街の復興につれて１１世紀にはほぼ現在と同じ規模となりますが、1239年の火災で崩壊し、その後に再建された建物が現在まで存続しています。

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大聖堂の右側奥はミュンスター（大聖堂）広場になっていて、ここにはフランツ・リストの尽力で1845年に建てられたベートーヴェンの銅像があります。 写真奥に小さく見えるのがその像です。 この日の朝はちょっと時間切れで、この写真を撮った後ホテルに戻ったのですが、後日撮った写真を紹介したいと思います。

2014年06月16日23時48分

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