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SONY RX100M2 / Carl Zeiss Vario-Sonar T* 1.8-4.9/10.4-37.1
hisa,さん コメントありがとうございます。 >外光を活かした室内でのポートレートは難易度高そうです。 今回は曇り空の拡散された太陽の光と室内の電球色の光のミックスでしたのでいろいろ考えなければなりませんでした。 それぞれどちらをメインライトにするかでライティングが大きく変わるので撮影手順をよく考えながら撮影しました。 ちょっとしたことで変化するので撮っていて楽しいですよ^^
2013年10月09日21時29分
Bernini
SONY RX100M2はコンデジですが、人気のあった初代RX100にホットシューが付加されました。このホットシューはISO標準のためNikonのスピードライトも使用できますし(当然機能制限はあります)、オフカメラフラッシュ用のトリガーも使用できます。 メインライトはクリップオンストロボでCTOを付け室内の電球色に合わせて補正して撮影しました。クリップオンストロボにソフトソフトボックスをつけたものを畳にやや上向きに設置し暗くなっている顔にあてるとともに、ソフトボックスの上にレフ板をおいてクリップオンストロボのバウンス光で体全体に光が周る程度に同時に当てています。 背景を含む全体の光量の調整として女性の背後の障子とカメラの背後の襖を使用しています。この撮影した和室の室内灯は少し光量が強かったため、電球を数個取り外し光量を抑えました。また、カメラ背後にはもう一つ和室が連なっておりこちらの光を襖をスリット状にして細部補っています。画面奥からの外光が指してくる感じを損ねないよう光量を調整しました。障子から続く影の方向を見て頂けると理解しやすいかと思います。 立体感を出すため女性の手元あたりにハイライトがくるように女性の位置と姿勢に指示を出すとともに障子の開閉幅を調整しセパレーションライトとして使っています。まったくハイライトを飛ばしてしまうと立体感を与える効果が少なくなるのでそこは露出量を考慮し若干木々が見える露出を選定しています。 単体露出計でそれぞれの光量を確認した後に撮影ポジションを微妙にかえつつ写真を撮影しましたが、ワイヤレス発光なので比較的楽に撮影ができました。
2013年10月06日23時53分