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Usericon_default_small 慈性幸佑さん
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慈性幸佑
  • 今月、誕生日を迎えて人生の折り返し地点を過ぎ、あと半分の人生をもっと丁寧に、楽しくいきたいという気持ちが芽生えたこともあり、日常を記録するために写真を始めました。定年を迎えたら、絵も始めてみようと思います。  ◇宮崎・高千穂峡  切り立った峡谷に柔らかな太陽の光が差し込むと、黄や赤に色づき始めたモミジの木々の葉がキラキラと輝きました。宮崎県高千穂町の高千穂峡。見頃は今月中旬から下旬にかけてだが、一足早く訪れてみました。「峡谷の絶景と紅葉を一緒に楽しめる場所はなかなかないはず。芸術作品みたいになりますよ」。案内してくれた高千穂町観光協会の職員さんは胸を張ります。  峡谷は、今から約27万~9万年前の4度にわたる阿蘇山の噴火活動によって噴出した火砕流が冷え固まり、長い年月をかけ五ヶ瀬川に浸食されて形成されたといいます。柱のような形の断崖が特徴で、紅葉シーズンを迎えると岩間のモミジが彩りを添えます。  実はこのモミジ、自生したものではありません。1961年に旅館や土産物店の経営者らが、「峡谷をモミジで一色にしよう」と手分けして一本一本植えたといいます。特に黄色く染まるのが御橋(みはし)周辺。落差約17メートルの「真名井(まない)の滝」とモミジが1枚の写真に納まる人気の撮影スポットです。  峡谷の最下部の川まで下りて貸しボートでこぎ出すと、景色は様変わりります。エメラルドグリーンの水面(みなも)がキャンバスとなり、黄色の落ち葉が漂います。滝つぼに近づいて見上げれば、今度は秋空を背景に、水しぶきを上げる滝が紅葉の静けさを際立たせます。  職員さんは「新緑のイメージが強い高千穂峡ですが、秋の景色も素晴らしい。『こんな紅葉が見られるとは思わなかった』と驚くお客さんも多いですよ」と笑顔を浮かべました。
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  • 最新の写真投稿日:2019年11月12日

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