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- 小松雅利(まさとし)です。
太極拳からイメージされる言葉のひとつに「柔」があります。
流れるような美しい動きの中の「柔」と、内に秘められた「柔」があり、太極拳では両者が求められます。
つまり、心身の柔軟性が必要となってくるのです。
しかし「柔」も「剛」がなくては成り立ちません。
中国の宋学を起こし、太極思想の確立者でもある周濂渓(1017-1073年)が太極図説をしています。
《無極にして太極。太極動いて陽を生ず。動極まって静、静にして陰を生ず。静極まってまた動、一動一静、互いにその根となり、陰に分かれ陽に分かれて両議立つ》と、調和の大切さが説かれています。
太極図も円の中に陰と陽という相反するものが調和して内在しています。
例えば河原の石ですが、最初から角が取れて丸い形をしていたわけではありません。
硬い石同士がぶつかり合って、滑らかな曲線を持った石へと変身していったのです。
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- 最新の写真投稿日:2023年11月02日
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