ホーム ある男の写真日記 写真一覧 『無言館』 ある男の写真日記 ファン登録 ユーザートップ 写真一覧 ギャラリー お気に入り ファン ファンになってくれている 『無言館』 お気に入り登録6 81件 D E 2020年11月15日17時12分 J B
戦争中数多くの若い生命が戦地に駆り出され 戦場のツユと消えました。 ※Zenza Bronica EC/NIKKOR P・C-75mm f2.8 Kodak Portra400 コメント1件 ある男の写真日記 そうした中には画家になることを一心に夢み 生きて帰って絵を描きたいと叫びながら死んでいった 一群の画学生たちがおりました。 当時の東京美術学校(現・東京芸術大学) 現在の武蔵野美術大学、多摩美術大学に分かれる前の 帝国美術学校に在籍していた学生、 あるいは独学によって絵を学んでいた前途ある絵描きの卵たちです。 これらの学生たちは厳しい飢餓と死の恐怖にさいなまれながらも 最後まで絵への情熱と生きることへの希望を失わず その思いを一冊のスケッチ帖、一枚の画布に刻んで死んでゆきました。 そこには絵筆を銃に替えて生きねばならなかった彼らの無念と 同時に人間にとって絵を描くということがどれだけ至純な喜びに みちた行為であるかを物語るひたむきな生の軌跡があったと思います。 この戦没画学生慰霊美術館「無言館」は そうした画角生たちが遺した作品と 生前の彼らの青春の息吹きをつたえる数々の遺品を 末永く保存、展示し今を生きる私たちの精神の糧にしてゆきたいという 希い(ねがい)をもとに 1997年5月1日「信濃デッサン館」の分館として開設されたものです。 どうか、このささやかなる施設において 少しでも多くの方々の眼に彼らの初々しい珠熱に溢れた作品が 触れることを願ってやみません。 「無言館」館主 窪島誠一郎 2020年11月15日17時52分 新規登録・ログインしてコメントを書き込む コメントを書き込む 同じタグが設定されたある男の写真日記さんの作品 最近お気に入り登録したユーザー macmos ファン登録 湘南シーガルズ ファン登録 山菜シスターズ ファン登録 okamos ファン登録 ジョニ ファン登録 ち太郎 ファン登録
ある男の写真日記
そうした中には画家になることを一心に夢み 生きて帰って絵を描きたいと叫びながら死んでいった 一群の画学生たちがおりました。 当時の東京美術学校(現・東京芸術大学) 現在の武蔵野美術大学、多摩美術大学に分かれる前の 帝国美術学校に在籍していた学生、 あるいは独学によって絵を学んでいた前途ある絵描きの卵たちです。 これらの学生たちは厳しい飢餓と死の恐怖にさいなまれながらも 最後まで絵への情熱と生きることへの希望を失わず その思いを一冊のスケッチ帖、一枚の画布に刻んで死んでゆきました。 そこには絵筆を銃に替えて生きねばならなかった彼らの無念と 同時に人間にとって絵を描くということがどれだけ至純な喜びに みちた行為であるかを物語るひたむきな生の軌跡があったと思います。 この戦没画学生慰霊美術館「無言館」は そうした画角生たちが遺した作品と 生前の彼らの青春の息吹きをつたえる数々の遺品を 末永く保存、展示し今を生きる私たちの精神の糧にしてゆきたいという 希い(ねがい)をもとに 1997年5月1日「信濃デッサン館」の分館として開設されたものです。 どうか、このささやかなる施設において 少しでも多くの方々の眼に彼らの初々しい珠熱に溢れた作品が 触れることを願ってやみません。 「無言館」館主 窪島誠一郎
2020年11月15日17時52分