Makoto T ファン登録
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昔ここ(このオート三輪がある東京都奥多摩町の某所)に集落がありました。ダムができるため集落までの道が閉ざされることになり、住人たちは泣く泣く集落をあとにしました。 月日が経ち、山の中を通る道路ができ、この場所は都の施設となりましたが、このオート三輪はあのとき置き去りにされたままの場所と姿で今でもひっそりとたたずんでいます。 訪れるたび、錆も広がり、朽ち果てて少しずつ崩れ、藤などの木が絡みつき、落ち葉に埋もれて、やがてはオート三輪だったことすら誰にも気づかれなくなってしまうのでしょう。
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人が去り、捨てられ忘れられた感ありますね。しかも自然が、それを飲み込み始めています。ノスタルジックとは違って色々考えてしまう作品ですね。
2009年01月19日08時07分