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α7Ⅲ天体改造カメラ EF400mmF2.8LⅡ+EF2XⅡ 800mmF5.6 オプトロンMoon&Skyglowフィルター ISO16000 露出1分X54コマ 露出20秒X33コマ 87コマ合成 露出合計64分 マークX 赤道儀
只今撮影中です! 現像でどこまで追い込めるかですが、このお写真のように完成度を上げるのが目標です(^^) 冷却系一個導入して、一緒にコントロールユニットも入れました。最近は中華製のほうが斬新で進んでますね。。
2020年11月13日22時24分
シュウさん、stig japanさん、仏女55さん、コメントありがとうございます。 昨晩久しぶりにM31の試写を行いました。赤い星雲ならUHCフィルターを使えば簡単に写るのですが、こういう赤以外のメジャーな物はフィルターでどうなのか、また2Xテレコンの星像や短時間のノータッチガイドの合成でちゃんと写るのか実験してみました。まずUHCやCLSの本格的な光害カットフィルターについては星雲が赤っぽくなって黄緑系が弱くなり逆効果だったので、バックの色補正用のMoon&Skyglowフィルターのみ使用しました。ただこのフィルターも少し黄緑の領域をカットするのでM31に関してはフィルターなしが良かったと思います。 次にテレコンの星像ですが比較撮影した1.4XⅢの560mmF4では色収差も少なくシャープですっきり写りましたが、2Xの800mmでは色収差がかなり出てトホホな結果となりました。この辺は反射望遠鏡やタカハシの高級屈折望遠鏡には敵いませんね。現在タカハシNJP赤道儀をオーバーホールに出しているので、戻ってきたら次は反射でも撮ってみようと思います。また短時間の合成では、今回ISO16000を使いましたが気温が低くなりカメラのノイズが極めて少なくなっているので問題なかったです。合成した画像はすべてJPEGです。ソニーのJPEGで撮影すると長秒時の白点ノイズが内部処理で消されて極めて少なくなっているので、同じ秒数のダーク減算をすると過剰処理になり黒点が生じるので、夏場の撮影では1分の露出に対して20秒の画像でダーク処理をしてきましたが、今回は15秒の画像のダーク処理でも少し黒点が生じて過剰処理となった為、今回はすべてダーク処理なしでJPEG画像をそのまま位置合わせをしてステライメージで加算合成しています。フラット補正については反射望遠鏡や普通の一眼レフのカメラでは必須ですが、ミラーレスで周辺減光の穏やかなEOSの望遠レンズで撮る場合はフラット撮影なしでステライメージで処理を行いフォトショップで最終調整することが多いです。 今回の撮影で段階露光して多数枚合成したのは理由があります。星雲の周囲の淡いところまで出そうとすると中心部がM42のように飛んでしまいます。そこで今回はステライメージのデジタル現像によるハイライト圧縮処理を行いました。具体的にはステライメージの諧調→ガンマ調整/デジタル現像/色彩強調のところを使いました。 元画像の周辺の淡いところまで少し出すと星雲の中心部の1/4位が白飛びしてきますが、デジタル現像のパラメーターを適度に調整すると中心部の白飛びが抑えられディテールが出てきます。これは白黒冷却CCDカメラで撮影する時には常用する処理で効果抜群です。デジカメで撮影した画像では白飛びしてしまった元画像はいくら合成枚数を増やしてもダメなので、段階露光して白飛びの無い適性露光の画像を多数加算合成することで諧調を増やすと冷却CCD画像のようにデジタル現像でハイライトの白飛びが圧縮されて抑えられます。今回はその様な意図で撮影と処理を行いました。
2020年11月14日02時58分
シュウ !
素敵ですねぇ、憧れます!!╰(*´︶`*)╯♡
2020年11月13日21時19分