ご隠居鳥
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「大いなる西部(原題:The Big Country)」と言う西部劇がありました。グレゴリー・ペックとチャールトン・ヘストンの二大俳優が競演し豪華キャスティングでしたが、そのなかでチャックコナーズ演ずるドラ息子の親父が「早打ち自慢ではなく、男らしく一発勝負に賭けてみろ!」とドラ息子を叱り、ペックと単発銃で決闘をする、大好きな場面がありました。今日は、男らしく単焦点望遠レンズ(Ai Nikkor 200mm F4 1977年発売、5群5枚)一本での勝負に懸けてみました。
めいめい様 おはようございます! いつもコメントを有難うございます。 ニッコールレンズは、若いころに20mmから200mmまでラインナップされていたレンズを 殆ど揃えました。 その後、50歳代の時に友人にFボディ2台を含め、全て差し上げてしまいましたが、 70歳に手が届く年齢になって、懐かしさのあまり、望遠系を中心にまた揃えました。 全く、何をやっているのか・・・、自分でもカメラ馬鹿だと呆れています(笑)。 ニッコールを使っていつも感心するのは、爽やかなヌケの良さで、外連味がありません。 マジメそのものの設計で、それは、今でも変わらない伝統だと思います。 例えば、フォトショップで「スライドフイルム効果(鮮やか)」処理しても、 ニッコールで撮った写真は処理前と処理後で殆ど変わらないです。 ニコンの映像処理エンジンがフォトショップのそれに近いとも考えられますが、 Rawで撮影しない私としては、とても信頼が出来るカメラとレンズです。 そんな訳で、D70やD80と言った古いデジイチを未だに使い続けています。 200mmF4は、先日のめいめい先輩の写真を拝見して、懐かしく思い真似をさせて頂きました。 200mmF4レンズには非Aiの初期型と、Ai化後の鏡胴の短い後期型の二つのタイプがあり ますが、非AiのものはD80には装着出来ませんので、今回は後期型で試写を行いました。 カタログデータでは4群5枚のレンズ構成は変わっていませんが、ショートタイプに 変更するためには、当然、同じレンズは用いられないので、初期と後期では写りが 違うのだろうと推察します。 無論、Ai改造するとか、マウントアダプターを用いてM4/3に装着するとか初期型で 試写する方策はあるのでしょうが・・・。 今回の試写は、殆どが最短撮影可能距離の2m付近で、絞りはF=8でした。 一枚目の写真を初め、ボケ味には共感が持てました。 めいめい先輩がお得意なダリアは、最盛期を過ぎていましたし、 花壇の奥の方に咲いていたので、アングルが自由に取れませんでした(言い訳です^^)。 外連味のないクリアな写真を撮りたい時にはニッコールに限ります。 ただ、マクロレンズなら未だしも、望遠系の単焦点レンズだけで勝負するのは、 表現に自由度がなく難しいのを再認識しました。 ズームレンズの登場前は、これで勝負をしていたので、我々の世代は何とか なりますし、これはこれで楽しい苦痛ですが、ズーム&オートフォーカスに慣れた 世代の若い方には使いこなせないでしょうね(笑)。 まさに単発銃での決闘のようなものです・・・・。
2020年10月28日10時32分
めいめい
200mm F4をお持ちでしたか。重いレンズですよね
2020年10月28日06時00分