筆頭著者の井上さんは湿性花園の学術研究員をなさっていた方です。学術書と言うと、何となく硬い文章でとっつき難い印象ですが、神奈川新聞社が編集しただけに、判り易く平易な文章で書かれています。例えば、タヌキの項では、「ところで、タヌキは、持ち物が立派なことで有名です。・・・」との書き出しで、仙石原のタヌキを調査した結果が真面目に書かれています。思わず吹き出したくなる内容ですので、是非、お読みください。 （白髭草。ユキノシタの仲間だそうです。背景のボケの方が目立ってしまい失敗。） （おわり）

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