ご隠居鳥
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この5枚の絞り羽を開閉する動力は、1cmにも満たない小さなスプリングが担っています。従って、絞り羽にほんの少しの抵抗が加わっただけで、スプリングは役目を成さなくなります。 (画像の絞りユニットでは、右下に見えるコイル状のスプリングが絞りを動かす動力です。) ・・・➃へ続く
めいめい様 御コメントを有難う御座いました。 キャノンのレンズは、FL、FD、NewFDと修理を手掛けましたが、 格段に修理が容易なのはNewFDでした。 全てがユニット化されており、ビス3本でそれらをばらせます。 FDではそれが出来ずに、修理途中で頓挫し、ペンディングにした ものもありますが、NewFDは、あっけないほど簡単で、拍子抜けでした。 キャノンは生産性向上のためにNewFDにする段階で製造工程自体を見直したのでしょう。 油分が除去出来ればどんな有機溶媒でも良いのでしょうが、アセトンは、 現役時代の仕事の関係で、ガロン瓶で所持しているので、それを使っています。 これまでの経験では、揮発性が高く、カメラの材質を傷めないので良いかと思っています。 臭いも好きですし・・・^^。 流石に浸漬は、プラスチック部分が溶解しない保証がないので、実行する勇気がありません。 惜しむらくは、このレンズ、十分に試写をする暇もなく売れてしまいました。 キャノンの最廉価標準レンズの実力をもう少し確かめたかったのですが。
2020年07月25日11時06分
めいめい
絞りユニットを完全に取り外したのですね、 私も同様に分解清掃が趣味ですが、絞り羽の油周りの除去は 前の写真の状態でベンジン風呂に漬けてました。 最近はやはり前の写真の状態で無水アルコールを何度も吹き付けて油を落としています。 ユニットを取り外すまで分解はすごいです。
2020年07月25日06時58分