ジョニー森永
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J
B
上海 この友人と明時代に建てられた老婆が暮らす大きな館を訪れた。荒れ果てた屋敷に四百年前の建具が埃をかぶり朽ちていた。老婆は屋敷の歴史を語る中で日本軍の上海侵攻を責める。友人が丁寧に止める。同じ話を上海の老人達から何度聞いたことか。恨みは当時を目の当たりにした人々の奥底にまだいる。朽ちた静かな屋敷に歴史を思う。
ちょっと見入ってしまいました。心に響いてくるようです。 何が起きようとも時は刻まれ歴史が紡がれていく・・・ その時、何があったのかを知ること、伝えていくことが大切なことだと思います。 いつも教えていただき、ありがとうございます。
2020年04月25日23時10分
スリーピー
圧倒的な描写、なんと言ったらいいのか言葉がないです。 この館は今まで何度か登場しているのではないでしょうか。 戦争被害の記憶はどんなに時間が経過しても風化しようがなく、 この女性が見つめるのも、光陰の向こう側なんでしょうかね。
2020年04月25日22時31分