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J
B
*つづき 二人の写真行脚は毎日に及び、少なくとも朝夕のどちらか、時には両方の斜光を共にした。 花咲き揃う季節だ。草花、木花に限ったとしても、撮影対象はいくらでもある。楽しい道行きのはずだ。しかし、本質に迫る、というテーマに絞って撮影している二人の姿は、まるで求道者のようだ。 眺め、つぶやき、撮り、また眺める。同じ被写体を二十枚も三十枚も、時には百枚以上も撮る。 家に帰ってから行うPC上での選別も大変だ。しかし二人ともまったく苦には思っていない。それは、楽しみであり、喜びであった。 *下につづく
はなてふさん 早いっ!!! ありがとう!!! ちょっと語句を修正していたら、順序が入れ替わってしまった。 *つづき、が先頭にあるものとしてお読み下さい。
2020年04月16日12時05分
はなてふさん とんでもない。 いつでもLightningのようなはなてふさんの登場を心待ちにしていますよ。 今回は私の準備が悪かったのです。 が、それにしても早い! うれしいのですよ。念のため。
2020年04月16日20時18分
yoshi.s
*つづき そのうちに、二人の撮影スタイルは少しずつ変化して来た。 眺める時間がやや短くなり、つぶやきはほとんどなくなった。 日の光を待ち、頃合いを見計らって十枚ほどをぱっぱっと撮って、さっと終わる。 小気味の良いテンポだ。 期せずして二人とも同じような撮影リズムになって行った。 「佳夫くん、わたし何となく分かって来たような気がする」 「ぼくもだよ」。「どう分かったか、一緒に言おうか?」 「いいわよ。せーの・・」 「一体感っ!」 「おーっ!」。「きゃー!」 二人から笑いが飛び出した。 *つづく
2020年04月15日21時45分