敷地に入りましたが、鐘楼だけが建ち、教会本体の姿がありません･･･ この教会、12世紀末に船乗りの守護神聖ニコラスに捧げられた教会が最初です。 その後、増改築を続け、1842年の火災によりほぼ壊滅しましたが、街の勢いを背景に、ケルン大聖堂を凌ぐようなネオゴシック様式で復活され、19世紀後半の当時、世界で最も高い147.7mもの鐘楼もできあがりました。 しかし、第二次世界大戦中、ハンブルクがドイツ潜水艦艦隊の基地でもあったことから空爆の標的となり、1943年の7月に鐘楼を残し崩れ去ったそうです。

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