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企迷羅鼠(kimera)
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台湾の古都台南の大観音亭、獅子の背に坐る地蔵王菩薩。2020/02/11 今日3月23日は彼岸明け、新型コロナウイルス感染拡大は予断を許さない。 Jizō bodhisattva (Ksitigarbha ) on the lion statue at Daguanyinting temple inTainan,Taiwan. ☆春愁の獅子の背に座す地蔵かな ☆瑠璃光の届かぬままに彼岸過ぐ
上の菩薩と下の菩薩は地位が違うのでしょうか。 獅子をも尻に敷く菩薩は慈しむというより権力の象徴に見えてしまいます。 宗教に詳しくないので、頓珍漢なコメントで失礼します。
2020年03月25日15時51分
想空さん、コメントありがとうございます。 鳥獣座という台座に乗った仏像は、密教に多いようです。文殊菩薩ー獅子、普賢菩薩ー象、摩利支天ー猪、孔雀明王ー孔雀などです。高尾山には狐に乗った権現様があるそうです。 台座の鳥獣には、守護神、眷属、お使いなどの意味があるのでしょう。 獅子に乗った地蔵菩薩は珍しいので投稿しました。 彼岸が終わりましたので、このシリーズは終了しました。 ☆蓮如忌や読まずに過ぎし『御文章(ごぶんしょう)』
2020年03月25日17時55分
日本のしし座とか、その他いろんな動物に座る場合、ちゃんとした鞍があってその上に載っているものしか見たことがありません。直接触っているものといえば踏んづけられている鬼ですね。 そういった意味で、想空さんの権力の象徴というのもわかる気がします。でも服装とか見ていても仏教が落ち着いた場所によって作り方が違ってくるんだなと思います。 ところで、この大観音亭というのは縁結びで有名なのですね。
2020年04月04日08時21分
頑張れ!てんちゃんさん、コメントありがとうございます。 今晩(2020/4/11)のNHKの「ブラタモリ」で法隆寺をやっていましたが、金堂の四天王像を見ると鬼を踏ん付けているのではなく、背中に乗って立っています。時代とともに解釈が変遷したということでしょう。 台湾では、縁結びの神様月下老人に良縁をお願いする人が沢山いるようです。
2020年04月11日23時09分
Luckmanさん、コメントありがとうございます。 台湾は、SARS禍で辛酸を舐めた経験から、強い危機感を持って新型コロナウイルスに素早く対応したようです。台湾に入国した2月7日の時点で、美術館などの入場時にアルコール消毒と検温を義務化していました。 楽しみにしていた京劇は、新型コロナウイルスの感染予防のため2月8日から休演中でした。
2020年04月11日23時21分
企迷羅鼠(kimera)
【2020/2/23追記】 『仏教文化研究第五十一号』の「中国における地蔵菩薩について~阿川正貫」によると、一般に獅子は文殊菩薩に従うもので、地蔵菩薩と獅子との関係は各教典や儀軌中には見られない。これはおそらく『環魂記』なる書中に伝えられるいま一つの道明冥界譚によるものであろう」
2020年03月24日13時09分