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追憶の糸#17 船溜まり

追憶の糸#17 船溜まり

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    子安浜は江戸時代幕府に将軍家に魚を納める御菜八ヶ浦の一つで、古くから漁業が盛んな所でした。 700mほどの遠浅な海外線に立地していた子安浜は、明治期以降その地先が徐々に埋め立てられ。シャコ漁で有名だったこの浜も何とも無味乾燥の入江第二派川と呼ばれる運河へと変化し、昭和40年代には漁業権を放棄することになってしまいました。 今では自由漁業として漁を生業とする人たちがアナゴ漁を営み、かろうじて当時の浜の面影が残されています。(コメント欄へ続く)

    コメント5件

    壽

    街の営みが風景をつくり、その風景が開発の波の中で変貌し消えてしまいそうなかつての浜の記憶を写真に収めておきたいと思い、2年ほどの間に撮りためた写真をもとにこのシリーズを掲載してきました。 都市部において、生まれ育った横浜の街の記憶を風景として残すことの難しさを痛感しながら…。 この子安浜はカメラ散歩の場所でもありますから、またいつか撮り貯めた写真を掲載したいと思っています。

    2020年03月13日17時00分

    デーデーポッポ

    デーデーポッポ

    きっと数年・数十年後には貴重な資料となるでしょうね。

    2020年03月13日18時25分

    壽

    デーデーポッポ さん 子安浜にほど近い星野町では再開発が進められており、一部運河も埋め立てられて高層マンションが何本か建つ開発が始まっています。 かつての子安浜とその周辺が50年後にどの様になっているのか見当もつきませんね。 ここで写真を撮っているときに何人かのお年寄りとお話ししましたが、浜の昔を語る目が輝いていたのが印象的でした。

    2020年03月13日21時28分

    山菜シスターズ

    山菜シスターズ

    私の実家も、近くに田んぼがあって、鴨をうちに来てたような所でしたが、 田んぼが埋め立てられ、松林が伐採されてマンションが立ち並び、 すっかり変わってしまいました。 もう、面影もなくなってしまって、知らない町になっていきます。 寂しいですね。 記録に残すということは、その時代を生きた証でもあるんですね。

    2020年03月13日23時07分

    壽

    山菜シスターズ さん 横浜は案外古いものを活用して再生する街づくりに力を入れているのですが、多くは歴史的建造物や公園など比較的手の付けやすいものが中心です。 庶民の営みがつくり出した風景を継承していくことはなかなかできるものではないですね。 であるならせめて写真にでも留めておくか… と思った次第です。

    2020年03月14日10時42分

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