1887年（明治20）にビール醸造事業に着手。翌年「日本麦酒」の商標で麦酒を発売した石川酒造。時期尚早であったため、ビール醸造はわずかな期間しか行われませんでした。この「麦酒釜の館」はそんな歴史の証として、最初の醸造から奇しくも100年目にあたる1987年（昭和62）に、その時使用していたビール釜を設置して公開しました。石川酒造は東京都福生市にあり、文久3 年（1863）9 月1 日（旧暦）に酒造りを始めました。「多満自慢」が有名です。その建物の名板と紅梅です。