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人はどこへ向かうのか?

人はどこへ向かうのか?

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    「好きなことで生きていく」 これはYouTubeが出している広告のキャッチフレーズである。 そして今、子供達が一番なりたいものは、何を隠そう"ユーチューバー"である。 なぜこんなことになったのか? おじさんにはさっぱりわからない。 なぜそんな世の中になったのか? おじさんにはさっぱりわからない。 しかし、子供達は本能的わかっている、人がどこへ向かっているのかを。 以下、コメント欄へ続きます。 分かりやすく、出来るだけ短くまとめようと思います

    コメント16件

    こう月

    こう月

    私の子供の頃、将来なりたい職業といえば、人気が高いものは、野球選手とかスチュワーデスとかだった。 今がそんな風に変わってしまったのは、iPhoneの登場からではないかと感じている。 そこで、この転換期をもっと深く考えてみよう。 そして、今起こっている訳の分からない"今"を探究する旅に出かけよう。 おじさんはまずこう思う。 「ユーチューバーって何?どうやってお金を稼いでいるの?」 私もそう思う。 調べてみると、ユーチューバーとは、iPhoneやスマホで撮影した動画を編集し、インターネット上に投稿して、広告料を稼いでいる個人である。つまりはクリエイターだ。 子供達は「好きなことで生きていく」彼らをかっこいいと思っている。 何故か? それが分かれば、これからの人が何を嗜好して、それにより人が進んでいく先が分かりそうな気がする。 でも悲しいかな、おじさんの私には子供達の気持ちが分からない。 しかし、私には歴史というおじさんの強みがある。 今と昔を繋いで、未来を思考出来るのが私の強みだ。 それを活用しよう。今こそ知識の蓄積の力を解放するのだ! まず、私がiPhoneと近いものとして思い浮かぶものは、小学生の頃に任天堂から発売されたゲームボーイだ。 それはモニターを手で持つタイプの携帯ゲーム機だった。 当時の私はすぐさま購入して、まんまと魔界塔士Sa・Ga(ゲームボーイのソフト)にハマってしまった。 その没入感は半端なく、皆んなでやるファミコンから、個人で楽しむゲームボーイへ変わった衝撃は未だに忘れられない。 そして、さらにさかのぼること1891年に、発明王エジソンはキネトスコープを発明した。 その後、1894年にリュミエール兄弟によりシネマトグラフが発明された。 キネトスコープとは映像を一人で楽しむiPhoneやゲームボーイのようなものであった。 そして、シネマトグラフとは映像を皆んなで楽しむ映画やテレビのようなものであった。 さらに、現代になるとキネトスコープはもう一段階進化することになる。 映画やテレビで見られるているものは未だに映像であるのに対して、今iPhoneで多く見られるているものは映像から"動画"に変わったのだ。 映像と動画は、一見違いがないように見える。 しかし、実は大違いだ。 映画やテレビの映像は、ある程度まとまった時間をとって、皆んなで見るものである。 一方、iPhoneなどのスマホは一人でじっくりとスコープ的に凝視して見ることが多い。 さらには、トイレなどの隙間時間に見ることが多い上に、メールの着信やウェブ検索など多機能で忙しい。 映像をゆっくりと見ている暇がないのだ。 それ故に、YouTubeなどの映像は短い時間に圧縮して情報を濃くして"動画"にしている。 映像はスマホを使う細切れの短い時間に対応する為に、動画へと進化したのだ。 それに慣れてしまった今の子供達はテレビを見ることができない。 テレビでは情報が薄く、かったるく感じてしまうらしい。 ここでおじさんと子供達に境界線が引かれている!

    2020年01月28日19時13分

    こう月

    こう月

    文章(コピーライター)→映像(CMクリエイター)→動画(ユーチューバー)と、情報はどんどん濃密になっていく。 そして、これからは5G、8kの時代と言われる。 情報はより多くなり、それに対応した人間達が生まれ始めているということだ。 また、スマホの爆発的普及によって、今ほど個人がカメラとモニターを所有している時代はない。 その真の意味は、人はより個人になり、誰しもが世界に影響を与えるクリエイターになっていくということだ。 もう、私にはついていけない。 しかし、子供達はすでに変化し始めている。 子供達は今までの古典的なテキストではなく、YouTubeなどのSNSに、情報を圧縮して自分で編集した動画を投稿する。 それは自分だけのスタイルを作り、それを見た人達の中に唯一無人のブランドを形成していく。 そのブランドの集客力はユーチューバーというかたちで、莫大なマネーを生む。 しかし、重要なのは他人の世界観を変え、さらに会話によって広がっていくその影響力である。 「発信者には力が宿る」 時はきたれり!個人の時代、クリエイターの時代が来たのだ! 私の7歳、5歳、4歳の子供達はゲームをする時にマニュアルを読まない。 というか、今のゲームにはマニュアルが付いていない。 マニュアルなんてかったるくて読んでいられないのだ。 流れているスピード感が違う。 人はより多い情報、より早い情報に対応するように進化し始めている。 その為に動画が一つの通過点になっている。 そして、ここからは日本人に焦点を合わせていこう。 キーワードはマンガ、アニメ、コスプレ、邦楽、字幕映画である。 日本人ほど、幼少の頃からマンガの英才教育を受けている人間はいない。 それは、動画を作る上でのカット割り、セリフ、効果音などに生かされる。 テキストだけよりも、テキストと絵が合体したマンガは、より分かりやすく相手に伝えることができる。 さらにその延長線上にあるアニメは、自由な表現の集大成といえる。 優秀なアニメーターは、まさに自分の世界を"直接"表現することができる。 そして、アニメと現実がコラボするコスプレは、個人が自分をプロデュースする最高の舞台となっている。 コスプレイヤーは衣装、ポージング、SNSなどで己のプロデュース力を磨く。 正直私は、それによりどうなっていくのかは想像できない。 もしかしたら、まったく新しい人種が生まれるのかもしれない。 また、邦楽はYouTubeの登場により、まさに根本から変わってしまった。 今まではアメリカの後追い感が否めなかった音楽は、インターネットの普及により完全に個人の表現の場へと変貌した。 個人の世界観がインターネット経由で別の個人と繋がり、全く新しい何かが生まれる。 しかし、それさえも今の日本の子供達はすぐに飽きてしまう。 音楽を聴くことにさえ飽きてしまった子供達に音楽を聞かせるのは、とにかく工夫するしかない。 曲に様々な工夫を加え、過去の名曲を素材として加え、誰も聞いたことのない曲を作り続けていく。 そして、いつの間にか邦楽は世界最新になってしまった。 最後の字幕映画は、日本語しか話せない日本人特有の文化といってよい。 他国では、圧倒的に吹き替え映画が多いのに、日本人はなぜか字幕だ。 そこには、いつまでたっても英語が話せない日本人のコンプレックスが見え隠れしているように感じる。 しかし、字幕映画によって日本人はテキストと映像を一緒に見る訓練をずっとさせられている。 それを活かしたのが日本発の動画サイト、ニコニコ動画である。 そのスタイルは、個人が生中継している動画に、インターネット経由で見ている人が、次々とテキストメッセージを流していくというものだ。

    2020年01月28日19時23分

    こう月

    こう月

    これらマンガ、アニメ、コスプレ、邦楽、字幕映画の蓄積は、現代日本人に様々影響を与える。 例えば、あなたがスマホで何気なく写真を撮る時、マンガを読んだ蓄積が無意識に活かされているかもしれない。 また、日本人はまったく違う文化のセリフを日本語に変換している字幕映画に慣れている。 それは、異国の文化に触れ合う時、他国の文化をスムーズに日本語に対応させていく訓練になっているのかもしれない。 知らないうちに何かとんでもないことが起こっている! 日本人はいつの間にか"世界一のクリエイター集団"になってしまっているのだ!! そして、ここからは最近の日本の現状を考察していこう。 2012年にdocomoが始めたNOTTV (スマホでテレビが見られるコンテンツ)は、2016年度に累積赤字約996億円を計上して終了した。 テレビに慣れていた日本のおじさんでさえ、スマホでテレビを見ることはかったるかったのだ。 それに比べて、YouTubeは2016年に1日の試聴時間が10億時間を突破した。 子供達の変化は凄まじいが、おじさん達もゆっくりではあるが進化している。 故に、子供達がユーチューバーをかっこいいと思う理由もなんとなく分かるかもしれない。 そして、人の向かう先も"なんとなく"ではあるが分かる気がする。 あなたはついてくることができますか? 以上。 ボヤッとしている上に、やっぱり長くなってしまいました。 きっとユーチューバーだったら、分かりやすい動画にして伝えているのかな。 つまり、情報を圧縮できないのは、私がおじさんということですね(^_^;) しかし、ここまで粘り強く読んでいただいた個人の方には心より感謝申し上げます。 ありがとうございます。

    2020年01月28日19時25分

    心海

    心海

    時代を生きていこうとする本能のようなものなのでしょうか? 未来を担う子供らが幸せでありますように・・・願いと祈り☆

    2020年01月28日19時45分

    MONØEYES

    MONØEYES

    全て読ませて頂きました。 本当にその通りだと思います。 ただ他の分野も進化してるかと。 電子的なものだけでなく、例えばスポーツでも過去の記録が残っているのはほんの僅かです。 どんどん進化したおかげでルール改正しているものも。 体験的に言うと、元々スノーボードを真剣にやってた身としては今の回転数、技術はあり得ません。 個人的にはスマホの進化より驚異的です(笑) 時代の進化に取り残されないように、と思う今日この頃です(^^;

    2020年01月28日22時16分

    pianissimo

    pianissimo

    私も感じているのですが、テレビは 一方的な情報を与えているだけで あって、もっとクリエイトにスマートに 時間を使おうとすると、必要な情報や 知りたいことなど、ネットで検索した ほうが早い~。。。そしてやはり 今日もある道具の使い方で、 youtubeを見ました。子供のたちは なにが一番便利か、面白いか、 役に立つかをよく知っているんですね!

    2020年01月28日22時23分

    硝子の心

    硝子の心

    なるほど オバサンには、もっと分かりません 分からないけど、写真は純粋に可愛いです^^

    2020年01月28日23時42分

    ほ た る 

    ほ た る 

    色んな情報が流れて個人が選べるようになったのは いい事だけど その分 人とかかわらなくても一人で生きていける そう勘違いして ひきこもりや おかしな方向に進んでる方もいるのでは。。 テレビはコマーシャル多すぎの上に同じ事を繰り返して なかなか進まない  私は観たいドラマや映画は録画してコマーシャルは 飛ばして見ちゃいます。 こんな せっかちな人が増えてるのも良くないのかなあ。。 連日 悪い事をして捕まる大人のニュース 子供たち 夢もなくなりますよね(^^; 今の子供たちの将来が不安だわ・・

    2020年02月01日12時10分

    oboro

    oboro

    全部読ませていただきました。なるほど、と同意することだらけでした。自分は仕事でPCを使う機会も多く、それなりにリテラシーはあるつもりですが、仰るとおり子供たちは、それ等のICT化されたおもちゃをうまく使いこなして遊んでいるようです。 ニンテンドースイッチでも、ボイスチャットで自宅にいながら複数人と会話しながらあそんでます。しかし、それに対して今の子供は家に閉じこもりっきりで外で遊ばなくなった。などいう人もいますが、現実は外で遊ぶ機会を大人が奪っているように思えてなりません。公園ではボールを使う遊びはダメ。けが人の出た遊具は撤去、または動かないように固定。学校のルールでお菓子を買いに行くにも、一人で行ってはダメ。友達の家にも親がいないうちには入ってダメ。自転車は親が許可しない家もあったり。ダメダメだらけでゲームにいくのも仕方がないと思います。しかし、今のゲームの流行は、タイトルで言うと、フォートナイト、マインクラフト、スプラトゥーンなど、ゲームの中では無限と思えるフィールドで、友達とボイスチャットしながら生き生きと遊んでます。ただ、自分もあまりゲームばかりするのはダメとは言わないまでも、不健康だと思います。先日、子供のゲーム仲間を集めて、河原で火起こしから始めて石焼き芋を焼いて食べて、動物園に連れて行き、アスレチックのある公園に連れて行ったら、ものすごく目をキラキラさせて一生懸命遊んでました。自分も写真を趣味にしてるからには、子供等の生き生きした写真を撮ってあげて、出力した写真をみんなに配ったりしました。今の子供達もやっぱり体を思い切り動かして遊びたいようです。周りにいる大人たちが、子供たちに対してどのように接していくかが大事だと思います。長々とすみませんでした。

    2020年02月02日20時43分

    oboro

    oboro

    子供等に火起こしさせて焼き芋焼いたことについて、後日談ですが、子供等が毎日課せられている一言日記に、自分らで火起こしして焼き芋焼いて食べたことをみんな楽しそうに書いて提出したら、先生の返事は、「子供等だけで危険なところに行ったり、やったりしないように」だそうです・・・ なんともかんとも・・・^^;

    2020年02月02日20時48分

    こう月

    こう月

    心海さん、こんにちは。 きっとそうだと思います。 なかなか幸せな姿が想像し辛い世の中ですが、子供たちは自分で幸せの形を想像して、そうなっていくのでしょう。

    2020年02月04日12時22分

    こう月

    こう月

    MONOEYESさん、読んでいただきありがとうございます。 脳を含めた人の身体も進化しているのですね。 たしかに、AIと人間を比較した場合でも、人間の有利な点は手や足などの身体です。 そこから視覚だけでなく、様々なデータを取り入れて進化していくことになる。 それとともに記録技術も進歩して、自分の運動を客観的に見れるようになることは、イメージを想像する為に有効だと思います。 そう考えると、今流行りの360°カメラはスポーツの世界にこそ活きてくるのかもしれません。

    2020年02月15日12時37分

    こう月

    こう月

    pianissimoさん、こんにちは。 長い文を読んでいただきありがとうございます。 テレビはみんなが見るというところでは利点があると思います。 コミニュケーションツールとしても優秀です。 しかし、個人の時代にになりつつある現代ではそれに対応したコンテンツが生まれてくるのが必然のようです。 そういうものを見つけるのは、素直な目を持った子供達のほうが早い。 大人になると偏見が積み重なっていきますが、それだけにとらわれていないようにしていたいものです。

    2020年02月15日12時46分

    こう月

    こう月

    硝子の心さん、こんにちは。 写真を見ていただいてありがとうございます。 文章の内容は、私もよく分かっていないから上手く伝えることが出来ないように思います。 勉強不足を痛感する毎日ですが、絶望しながらも蓄積を続けていこうと思います。 そして、感じることは失いたくないと切に願います。

    2020年02月15日12時51分

    こう月

    こう月

    ほ た るさん、こんにちは。 いつもありがとうございます。 テレビのCMはすこし過剰と思います。 もっとスマートに伝える方法が考えつかないものか、、 子供達の将来は、テクノロジーの弊害と恩恵の影響を直接受けそうで不安です。 大人もよくわかっていないから導くこともできない。 ほんとうに想像の世界に入ってくることになりそうです。 そして、経済も含めて、「何ができるのか、出来ないのか?」よりも、「何をしていいのか、悪いのか?」を議論する必要がいろんな場面でおこりそうです。

    2020年02月15日13時04分

    こう月

    こう月

    oboroさん、こんにちは。 全部読んでいただいて嬉しいかぎりです。そして、長文をありがとうございます。 フォートナイト、うちの長男もハマっております。 8歳にしてイヤホンマイクでコミュニケーションを取り、仮想空間を仲間たちと走り回っている様は頼もしくもあり、また恐ろしくもあります。 ただ、人の脳はさらに恐ろしい。 どんなに楽しいことも、苦しいことも、悔しいことも人はすぐに慣れて忘れてしまう。 それが行き着く先は想像できません。 結局は幼少の頃の記憶は、どんなことにせよその人に深く刻まれていて、人生のよりどころになるような気がします。 私の場合は近所の団地や、林の中を駆け回った記憶がそうなっていますから。 そう思うと多少危険があっても、現実に体験することは意味があると思います。 そして、私たちが出来ることは、それが偏見であっても自分が楽しかったことを子供達の伝えることだけだと思います。

    2020年02月15日13時23分

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