はなてふ
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J
B
夕べの雨の落とし物 なり切らない冬空をそっと映して また空へと還るのです 春風はまだ吹かない
葉牡丹と明かさなければ、絹の布に落ちた涙に見えますよ。 公爵夫人はピンクの絹のドレスを着て、しずしずと階段をおりてきたが、 途中で顔をこわばらせ立ち止まった。 窓辺で吟遊詩人と談笑している伯爵夫人、そのドレスもピンクだった。 ああ、間違えないで、いとしの吟遊詩人、その人はあたしじゃないのよ。 あたしはここにいるのよ。 声は届かず、屈辱で公爵夫人は部屋へ逃げ帰り、涙が頬をつたい、絹の布を濡らしていった。
2020年01月18日02時03分
鈴ちゃんには絹の布の涙に見えますか(^^) わたしの妄想は... 葉ボタンは一緒に植えられている可愛らしいノースポールに恋していました でも、ノースポールはすみれ色のビオラに夢中で、地味な葉ボタンには気づいてくれません ある朝、葉ボタンからは大粒の滴がひとつ... それは、たぶん涙に違いない
2020年01月18日09時56分
オーちゃん!
【垂るなら 花の上にと ひとしずく】 垂る:しずる
2020年01月15日20時03分