我が家の三歳の猫は視力を失った。頭をあちこちにぶつけたり、階段を恐る恐る昇降する姿を見るのは忍びない。その瞳は太陽の光を受けると緑色に輝く。光を感知しない瞳は古くから癒し効果のあるとされる翡翠のよう。我々家族に　満ち足りている毎日を諭す代償の失明。この肖像画の端正な姿が静かに語りかけてくる。

コメント8件

onesi

凛とした立ち姿！ 深い色の瞳は人の心の裡をすべて見透かしていそうです…

2020年01月07日23時42分

yoshi.s

ああ、そうですか。 この美しい立ち姿でこちらを見る目は見えないのですか。 それを、家族を諭す目、と捉えるジョニーさん。この猫は充分報われているでしょう。

2020年01月08日00時18分

gustave

自分の運命を静かに受け入れて生きている、この緑の目を見ているとそんな風に感じます。

2020年01月08日01時05分

suf

どんなに素晴らしい写真を観ても　これは心に残る写真です。

2020年01月08日07時37分

volby

胸を打つ作品です。響きます。

2020年01月08日08時21分

気ままな自遊人

愛し、愛されている・・・。それだけで十分かと・・・。

2020年01月08日08時23分

nikon_zeiss

悲しみに耐える猫ちゃんとご家族に 幸多かれと祈ります。 私も緑内障なのでいずれ光を失う時が 来るかもしれません。 心の準備が出来るだけ幸せなのかな。。

2020年01月08日13時18分

ウニャンニャ

生きてるだけめっけもん!悲観したらいけない。津波で流れても病気になっても生きていてくれるだけで幸せなもんですよ

2020年01月12日11時56分

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