森の道を車で行くと前方に黒い動物、ヒグマかとも思ったのですが、オスジカでした。 周囲を見回すと道路の反対側に３０頭近くのメスと仔鹿、このオスは群れに君臨する ハレム・ブルだったのです。 他のオスと戦ったのか顎から額にかけて返り血を浴び赤く染まっています。 エゾシカの場合ニホンザルのボスとは違い、就任期間はおよそ10日間前後、餌もほとん どとらず、日に10頭前後のメスとの務めを果たすため体力の消耗も著しく、早々に後任 に席を譲るそうです。

コメント4件

Jobi@

堂々たる風格の雄鹿ですね!

2019年11月29日09時26分

ラボ

凄い！ 貫禄ですね～ 何かの映画に出て来そう・・・

2019年11月29日19時54分

からまつ

Jobi@ 様 　コメント有難うございます。 　日本列島に住む鹿はDNAの違いは無く、全てニホンジカなのだそうですが、北に住むものほど 体が大きくなり、エゾシカの最大重量は150キロを超えます。 　写真で見る奈良公園の鹿、小さな体に立派な角、こちらの鹿とはかなり趣が違って見えます。 こんなのが札幌周辺にゴロゴロいるのでこの時期は要注意です。

2019年11月29日21時23分

からまつ

ラボ　様 　こちらにもコメント有難うございます。 　迫力十分のオスジカですが、とても臆病、レンズを向けると一番先に逃げました。 　猿山のボスとは違い群れを守る意識はまったく無いようです。 　 　

2019年11月29日21時34分

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