神聖ローマ帝国の初代皇帝カール大帝(742年ー814年)です。 フランク王であった彼は空席であったローマ皇帝の座にローマ教皇によって800年に戴冠されます。 当時まだあった東ローマ帝国としては彼のローマ皇帝位を承認しなかったそうですが、正式にローマ教皇から戴冠されたことが“神聖ローマ帝国”の始まりと言われる所以です。 つまり、“皇帝”とはローマ教皇によって戴冠される位なんですね。 なお、ここニュルンベルク城は12世紀頃から皇帝の居城だったので、彼はここには居を構えていません。

コメント3件

TR3 PG@

この肖像画、ここニュルンベルク生まれのあのデューラー作です。 ちなみに、単頭の鷲の紋章はこのカール大帝から使われたそうですが、右の青い紋章･･･ 旧フランス王国の紋章のように見えます･･･ そういえば、このカール大帝はドイツ、フランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの祖といわれている人物ですからね。

2019年11月01日17時20分

yosshy99837

実質的な力がほしい教皇側と、統治する大義名分がほしい大帝側の利害が一致したわけですね・・ という世界史の授業

2019年11月01日21時59分

TR3 PG@

yosshy99837さん、いつもコメントありがとうございます。 はい！まさに！(^_^) 政教合体、キリスト教のヨーロッパ制覇･･･ まぁどこでも同じような流れが歴史の中に刻まれていますよね(^_^;

2019年11月01日22時06分

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