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非受容の指先

非受容の指先

J

    B

    Fes, Morocco 神への捧げ物として,羊を屠り,貧しい人々と分け合う犠牲祭の日に私はモロッコで最も古い街にいた。水場で遊んでいた子供たちを撮影しようとしたところ羊を屠った血に染まるシャツを着た青年が駆けながら撮影禁止と叫ぶ。彼が行き過ぎるまで私はとっさにレンズを斜め上に動かして建物を撮る格好をとってかわした。行く先々で「モスリムの人物を撮影すると罰を加える」と真剣に怒鳴る老人に必ず出会った。子供達も盗撮すると詰め寄って問う。彼らの保守的な文化が刺激的で 敬意を払いながらも撮影を続けた。

    コメント6件

    yoshi.s

    yoshi.s

    緊張感を孕んだ画です。 キャプションを読めば、なおのことです。 それでも撮る。写真家魂が騒ぐのですね。

    2019年08月25日00時28分

    気ままな自遊人

    気ままな自遊人

    習慣の違いでしょうが、私には無理かな・・・。(苦笑)

    2019年08月25日05時53分

    akisuzu

    akisuzu

    スゴイ緊迫感伝わりますね!

    2019年08月25日09時42分

    joysic

    joysic

    カメラ売れない国でしょうね(笑  すばらしいご作品を楽しみしていますが 無理せずお気をつけてください。

    2019年08月25日11時33分

    スリーピー

    スリーピー

    報道性を含む一枚。 敬意を払いながらも撮影を続ける・・・のですね。 難しくて危なっかしい判断でしょうが、ジョニーさんらしいです。

    2019年08月25日19時29分

    gustave

    gustave

    その国の文化を理解した上でカメラを構えること、今更ながら当たり前のことなのでしょうが、この写真を拝見してハッとしました。

    2019年08月25日22時47分

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