ち太郎
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2019年7月9日撮影 脱柵できないように前輪を外されてしまったようです。 それでもまだ最後の力を振り絞って公園に向かおうとしています。 悲しくて、これから先は写真を撮りに行けそうもありません。 FD35mm/F2 1/125秒 f2.8 フジSUPERIA100 2012年10月使用期限切れ
四か月近くに渡る魂の「軌跡」・・・ですね。 一本だけ残った「片腕」とタイヤをもぎ取られた後輪が痛々しいです。 次に訪れたら今度は後輪もなくなり、その次はサドルがなくなっているかもしれません。 やがては「左腕」も失い、自分が何者だったかさえ忘れてしまうのかもしれません。 これがあのオスカー・ワイルドの名作『幸福な王子』に喩えるのはあまりにも酷かもしれません。 少なくとも、それらをもぎ取って行ったのは、物語に出てくるような慈悲深い燕さんでないことは確かなようです。 犯人は時代が作り上げた無慈悲な鉄のカラスたち? それでも彼はまだ生きているのでしょう。 羽をもがれ地面をはいつくばるトンボのように。 まだ「鬼籍」に入ったわけではありません。 そして、最後の一秒まで、彼は「奇蹟」を夢見ているのです。 微かに残った(お友達だった)「あの子」の手の温もりを感じながら・・・。
2019年07月13日02時42分
>ペペロンターノ様 ここは公園の隣にある駐輪場の端なのですが、もう少し何とかならないかなあと思いましたね。 『幸福な王子』ありがとうございます! もうこうなるとどんどん無くなっていく--大きな素晴らしい想像をいただいて恐縮です。 いつもユニークなコメントありがとうございます!
2019年07月13日15時00分
>emu_u ୨୧*様 この間にどのようなことがあったのか、想像を絶しますね。古いタイプの三輪車なので、ほかされてもしかたがない面はあると思いますが、あまりにも可哀想でした。 コメントありがとうございます。
2019年07月13日15時02分
>y1127様 今はショックで行けそうにありませんが...。でもやっぱり行きますね。無くなっていたらそれはそれでオーケーなのですが..。気候も変わり、気持ちをリセットしてからですね(笑)。 いつも嬉しいコメントありがとうございます。
2019年07月13日15時05分
>イルピノ様 撮って回っているとこういうのが結構あるのですね。アップしないだけで...。 大事にするよりは、ほかしてしまうほうが多い気がします。現代の断面のようなことが伝わっていただければ幸いです。 いつもコメントありがとうございます!
2019年07月13日15時07分
>よう電車好き様 おっしゃる通りだと思います。 この手の三輪車は丈夫だと思います。私らが遊んだ物と同一線上のようで、壊れる要素が少ないと感じますね。自転車の方が複雑なので、壊れ易いのは理解できます。 嬉しいコメントありがとうございます!
2019年07月13日15時09分
macmos
この三部作はせつなさ満点ですね((+_+))
2019年07月13日00時09分