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谷保駅前にかつて文蔵という居酒屋があり、常連の作家・山口瞳がこの店をモデルに小説『居酒屋兆治』を上梓しました。 映画化(83年公開)に当たって、主役の兆治は高倉健、女房は加藤登紀子、兆治を慕う薄幸の女性に大原麗子という配役でした。 学生時代から藤本敏夫・加藤登紀子夫妻の友人という知人が、「だから加藤登紀子に絶対降りろと皆で説得したんです。女房は大原麗子の間違いだろって。そしたら、私こそ健さんの女房役にふさわしい!って聞きやしない。あのプライドの高さには恐れ入りましたよ」とボヤいてましたっけ。