ジョニー森永
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Birkenau, Poland 塀の向こう側からおおきな木は全てを見てきた。次々に鉄道で貨物のように運び込まれる人々の表情、生死を分別される隊列、労働の行進、壁にぶつかる射殺体、縄を首にかけられ絞首刑棒に整列する人々の生気なき顔、ガス室の閉まる音、焼却炉の煙、夜の静かな祈りの一つ一つ。希望を捨てた人の枯れた皮膚、家族と会うまでは死なないと目だけが光る人。明日が約束されない人間になった時 私なら何を考える。どうする。
裕 369
戦争の悲惨な姿をみつめた樹はなにに祈って・・・ 平和な世界からみる残酷さを想いと。
2019年06月25日21時23分