魂写 ファン登録
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夜目・遠目・傘の内…
一目見て 芥川龍之介の「藪の中」の一節を思い出しました。 わたしは昨日(きのう)の午(ひる)少し過ぎ、あの夫婦に出会いました。その時風の吹いた拍子(ひょうし)に、牟子(むし)の垂絹(たれぎぬ)が上ったものですから、ちらりと女の顔が見えたのです。ちらりと、――見えたと思う瞬間には、もう見えなくなったのですが、一つにはそのためもあったのでしょう、わたしにはあの女の顔が、女菩薩(にょぼさつ)のように見えたのです。わたしはその咄嗟(とっさ)の間(あいだ)に、たとい男は殺しても、女は奪おうと決心しました。 全ての始まりの劇的な場面です。
2010年11月10日22時32分
かおる@北国さん ありがとうございます。 不勉強にして「藪の中」、読んでいないような気がしますが、 なんとも素敵な文章ですね… すばらしく、且つ勉強になるコメントいただき恐縮です。
2010年11月12日18時48分
Kaz@Yokohamaさん ありがとうございます。 そうです!私も、年甲斐もなくドキドキしてました(^^ゞ あまりのドキドキで、写真がぶれてしまいそうでした
2010年11月14日09時28分
talcoshia
美しそう!
2010年11月10日22時20分