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ペンメリア遺跡はカンボジアのアンコール遺跡群の一つ。 西欧において18世紀末から起こるロマン主義のきっかけの一つに、古代ローマやギリシャの再発見があげられます。廃墟となった遺跡を旅したゲーテなどの詩人や画家や建築家たちが描いた世界が西欧の人々のこころを動かし、「崇高」という美の概念が生まれたといいます。 アンコール遺跡群をどう評するかを考えたとき、「崇高」よりも「無常」という言葉の方がこの情景にはふさわしいと私は感じています。西欧と東洋の心模様の違いでしょうか…。
山菜シスターズ さん ご賛同いただけて大変うれしく思います。 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 よどみにうかぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある人と棲(すみか)と、又かくの如し。 《鴨長明の「方丈記」より》 だと思います。 いつもご覧いただきありがとうございます。
2019年05月08日11時28分
koharu@ さん おっしゃるように神秘的で美しくもある遺跡です。ペンメリア遺跡はこの写真で最後ですが、アンコールワットと共にこの旅のメインの遺跡でした。訪れた当時はまだ団体客が来るようなことも無くとても静かで、この空間を堪能して帰ってきました。 お帰り早々にご覧いただき、ありがとうございました。
2019年05月08日17時22分
山菜シスターズ
私も無常を感じましたね。 どんなに文明が発達してすばらしくても、時の流れに衰えて、 終いには深い眠りについてしまう。 ただ、陽射しだけが包み込むように、その眠りを守っているイメージです。
2019年05月08日11時21分