上海 廃墟をさらに奥まで進む。　長屋の多くの窓に肖像画や広告写真が貼ってあり、 破れたり端が風にはためいている。　 ゆっくりと人々の当時の暮らしを思い浮かべながら　ある窓を見たとき戦慄を覚えた。 日本軍の軌跡が残虐な写真も含めて掲示してある。15年前ローカルの食堂で上海人たちに 囲まれて「日本人は上海を破壊した」と責められたことを思い出した。 暴力への恨みは当事者世代がその土地に染み込ませているから　なかなか消えない。

コメント4件

かえりばな（ｈａｎａ）

もしかして上の真ん中の写真は日本兵が幼児を銃剣で刺しているところでしょうか。以前おでん屋でおじいさんが南の島に上陸した時にその島の住人から食料を奪うために幼児を柱に刺しておびえさせて略奪したと話していたことを思い出して。そうでなければいいのですが。 どんな暴力もやった方は簡単に忘れてもやられた方は忘れません。その恨みが消えぬうちにまたその国を仮想敵国かのように仕立てて軍事費に大量の税金をつぎ込む国。歴史が繰り返されないことを切に願います。 そんな中、ジョニー森永さんのような市民レベルの友好が唯一の救いのような気がしています。

2019年03月31日10時11分

toppenpapen

被爆地長崎では決して原爆を落としたアメリカを恨んでいません。 今も祈り続けています。

2019年03月31日16時51分

キンボウ

未だに残されてるんですね。 辛い記憶ですね。

2019年03月31日23時24分

volby

深く染み入ります

2019年04月10日08時20分

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